赤ちゃんのウンチは汚くない!と思っているのはお母さんだけではありません。
【鍋に入れたら意外とおいしい具材、1位は「ソーセージ」! 「鍋」に関するアンケート】
月齢の低い赤ちゃんのウンチには“悪玉菌”と呼ばれるバイキンはわずか10パーセント以下。残り90パーセントは善玉菌と呼ばれる“良い菌”なのです。捨ててしまうのは勿体無い! そう思ったのはスペイン・カタルーニャ研究所の科学者達。
ソーセージの発酵に赤ちゃんのウンチから採取された善玉菌を利用したのです。
善玉菌は腸環境を整える働きがあるだけでなく、アレルギー、精神疾患、自閉症やアスペルガー症候群などの症状を改善する働きも報告されています。しかし、善玉菌の効果を得るためには腸内の酸に負けない強いものであることが大切。
通常販売されている善玉菌では、その健康効果は殆ど得られないのだそうです。“生きのいいパワフルな善玉菌”を探し求め、辿り着いたのが赤ちゃんのウンチ。そこには腸内を通過してきた頼もしい生きた善玉菌がたくさんあるのです。
43人の赤ちゃんのウンチから採取された善玉菌で、サラミやペペロニソーセージなど様々なソーセージが完成! 気になるお味の方ですが、「伝統的な味!とても美味しいです!」と研究チームは感想を述べました。
この研究はjournal Meat Science誌に掲載されました。
参考:Would YOU eat sausages made from BABY POO? Spanish scientists say they boost good gut bacteria – and even taste good
http://www.dailymail.co.uk/health/article-2562973/Would-YOU-eat-sausages-BABY-POO-improve-health-Spanish-scientists-say-boost-gut-bacteria-taste-good.html
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