元ブラジル代表MFのロナウジーニョ氏が今なお衰えぬテクニックを披露している。

現役時代にはパリ・サンジェルマンバルセロナミランなどクラブレベルに加えてブラジル代表でも活躍したロナウジーニョ氏。ブラジル人らしい独創的なプレーサッカーを愛するキャラクターはファンにも愛されていた。

2018年1月の引退発表後には偽造パスポートの使用により逮捕されるなど何かとお騒がせなロナウジーニョ氏ではあるが、今でもチャリティーマッチなどでそのテクニックを披露している。

ロナウジーニョ氏は、バルサレジェンズの一員として5日にイスラエルで行われたマッカビ・テルアビブのOBチームとの試合に出場すると、開始早々の2分に素晴らしいプレーを見せる。

アルゼンチン代表FWのハビエル・サビオラ氏からのパスを受けるとダイレクトリターン。さらにもう一度サビオラ氏のヒールパスを受けると、相手DFの背後に抜け出した元アルゼンチン代表FWにピタリと届く浮き球のパスを供給し、ゴールをアシストしていた。

チャリティーマッチのスピード感ではあるものの、久々のプレーバルサらしさやロナウジーニョらしさを感じさせる2人のプレーには、ファンも「テクニックは不滅だ」、「魔法はまだ健在」、「素晴らしいプレー」と絶賛のコメントを寄せている。

なお、ヴィッセル神戸でもプレーした元スペイン代表FWボージャン・クルキッチ氏もバルサレジェンズの一員としてプレー。試合はバルサレジェンズが5-3で勝利している。

また、バルサレジェンズは7日にマッカビ・ハイファのOBチームとも対戦する予定だ。