取材・文:ameri
撮影:洞澤佐智子
編集:松岡紘子/マイナビウーマン編集部

※このインタビューは『バチェラー・ジャパン』シーズン5 エピソード1〜10のネタバレを含みます。

2023年8月3日から Prime Videoで配信されていた『バチェラー・ジャパン』シーズン5が、8月24日に配信された第9,10話をもって完結しました。今回は、この旅で“真実の愛”を見つけた長谷川惠一さんと、パートナーとなった大内悠里さんにインタビュー。旅の裏側や“真実の愛”を見つけたその後について、お話を伺いました!

■恋愛モードに切り替わったのは“花火デート”の回

──この度はおめでとうございます! 早速、初めて会った時の印象から伺ってもいいですか?

大内:初めて会った時は、真っすぐで、ひたむきそうな目をしていて。純粋そうな人だなと感じました。ステージ効果かもしれないですけど(笑)。それで私は緊張がほぐれて大泣きしてしまったんです。

長谷川私は、“泣き虫金髪野郎”だなと(笑)。

大内:ひどい! 許せませんね。

長谷川私の周りにはあまり金髪の人がいないので新鮮でした。これまでのバチェラーシリーズでも金髪の方はキャラクターが濃いイメージだったので「そういう感じか」と思っていたのですが、(最初の登場で)歩いて来ている最中に挙動不審になり、目の前で名前を言った途端に泣き始めたので「あれ、イメージと全然違うぞ」とギャップがあって。すごくピュアなんだろうなと思いました。私も『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2に参加した時の経験から、登場までの緊張感やストレスが全部出てきているんだろうなというのは察していました。

大内:そんなことまで察してくれてたんだね。様子がおかしい人だと思われているんじゃないかなって思ってた。

長谷川様子はおかしい人だったよ(笑)。

――そこから恋愛モードに切り替わったのはいつ頃だったんでしょう?

大内:私は、エピソード6の花火デートで気持ちが上がりました。

長谷川初めて会った時から、どういう人間か知りたいと気になる部分はありました。ですが、最初の2ショットデートに呼んで逆に分からなくなって、「こんなことある!?」と。そこで、もう少し踏み込みたいなという気持ちになりました。それが好きかどうかは正直まだ分かっていませんでしたが。

その後、彼女と話していく中で、だいぶ心を開いてきてくれていることは伝わってきていました。ただ、自分から気持ちを伝えないと動かないだろうなと思い、改めてデートを設定したのですが、ストールローズでデートができなくなってしまって。選んだのは私なんですけど……。そこで自分のエンジンがよりかかったかなと思います。

――ストールローズのシーン、大内さんが笑顔で送り出しているところがとても切なかったです。

大内:そうですね……。あのシーンは、後から映像を見た時、色々と思い出してまた泣きました。

長谷川本当に悩みました。

■「毎回お別れの言葉を考えていたんです」

――大内さんは、最後に選ばれる自信はありましたか?

大内:全くなかったです。初回から自分が落ちると思っていたので、毎回お別れの言葉を考えていたんですよ。なのでとてもびっくりしました。しかも、最後も選ばれると思っていなかったので、ローズセレモニーですごく浮かない顔をしていて(笑)。

そこに至るまで泣きすぎていましたし、かわいそうだと思われるのが嫌だったので、「最後、選ばれなかったら泣かないぞ」と決めて挑んだのですが、選ばれたので決意はどうでもよくなって大泣きしてしまいました。

――名前が呼ばれた時、驚いていましたもんね。

大内:びっくりしすぎて10センチくらい浮きましたし、倒れるかと思いました。聞き間違いかと思って。

長谷川聞き間違いのパターン、あるよね。

大内:「落とす方の名前を言っているのかな?」って。

長谷川俺も『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2のローズセレモニーの時に「あれ、選ばれない方が名前呼ばれるんだっけ?」って思った(笑)。

――最後のデートで大内さんは強い思いを伝えていましたが、選ばれるために自分の中で努力した部分はあったのでしょうか?

大内:選ばれたいとはもちろん思っていましたが、そのためにやるというよりは、今この瞬間に気持ちを伝えないと次はもう会えなくなるかもしれないので、「伝えないと後悔する」という一心でいました。結果論でしかありませんが、心の動きのままに従ったことが結果に繋がったと思っています。

――最終的な決め手は何だったのでしょうか?

長谷川たくさんありますが、彼女がこれまで伝えてくれた言葉や最後の水族館デートでの言葉はやはり響きましたし、「自分のことをこんなに思ってくれているんだ」と感じていました。

「自分の気持ちを伝える」ことが私の課題だったので、気持ちを伝えたいと思わせてくれたことが一番大きな決め手でした。

■「色々な変装を施しました(笑)」

――今はもう一緒に住まれているんですか?

長谷川はい、住んでます。

――では、大内さんはもう東京へ引っ越されて?

大内:そうです!

長谷川でも、それも最近ですね。彼女は名古屋で事業をしていますし、私は東京なので、数カ月は遠距離恋愛をしていました。とはいえ遠距離とは言えないくらい、普通のカップルより絶対会っていたと思います。

大内:絶対会ってる。ずっと一緒にいたね。

長谷川一度行ったら1週間は一緒にいたので、名古屋で1週間過ごして、2日あけて次は東京で1週間過ごして、みたいな。

大内:深夜のスーパーに買い出しに行って大量に材料を買い、ごはんを作ってずっと家で過ごしたり、ゲームをしたりしていました。

長谷川だいぶ変装したね。私は身長が大きいし分かりやすいので、二人でいろいろな変装を施しました(笑)。

――どんな変装をされていたんですか?

長谷川彼女用にロングの茶髪のカツラを買ってきたんですよ。ギャルみたいでした。

大内:楽しんでいましたね。

長谷川ただそれも序盤の話で、ここ3カ月くらいは一切家から一緒に出ていませんでした。

――ようやく隠れず一緒に外に出られますが、どこへデートに行きたいですか?

長谷川普通に外にごはんを食べに行きたいです。町中華に行きたい。

大内:行きたい! 映画にも行きたいな。

長谷川普通の日常をここまで味わえなかったので、これを乗り越えられたことで絆は深まったかなと思っています。

■お付き合いを始めて「より可愛くなった」「どんどん尊敬できるところが増えている」

――お付き合いを始めてから印象は変わりましたか?

長谷川より可愛くなりました。可愛らしい部分が出てきています。

大内:印象はより良くなりました。例えば「こういうところが納得できない」と話すと、すり合わせをしっかりして、ちゃんと直してくれたり合わせてくれたりするので、どんどん尊敬できるところが増えています。素直で柔軟性があって、色々なことを吸収していく彼の姿を見て、「私も固定観念を作らず、もっと色々なことを吸収していこう」と目標になっています。

彼が職業などで私をカテゴライズせず、フラットな状態で、ひとりの女性として接してくれたことがすごく嬉しかったので、そういうところを尊敬しています。

――改めて、婚約おめでとうございます! 最後に、二人にとって“真実の愛”は何だと思いますか?

大内:日常の中で色々な人間関係があると思いますが、結局、自分の気持ち以外の真偽って確かめようがなくて。「好きだよ」「こう思っているよ」という発言が本当かどうかは本人しか分からないので、そこを気にするのではなく、自分がその人に対してどういう気持ちを抱いているのかが一番真実であり、大切なのかなと。そこが私にとって今回の旅で学びのあった「愛とは何か」という部分かなと思います。

長谷川この旅で色々な愛と出会いました。自分が求めている愛は何なのか、自分が与えたいと思う愛は何なのかと考える中で、正直「これが良くてこれが駄目」ということはなかったなと感じています。

今、二人の中で色々な愛が積み重なっていっていますし、今後もそれが終わることなく、結婚したり、家族が増えたりなどステージによって愛の形も変わっていくはずなので、そういうことも全て引っくるめて“成長していく愛”こそ、真実の愛なのではないかと思います。

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『バチェラー・ジャパン』シーズン5概要

タイトル:『バチェラー・ジャパン』シーズン5
配信開始日:2023年8月3日(木) 22時より独占配信中
番組URL:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BZZC8CKV
予告編URL:https://youtu.be/rj6LikEIFlY
※配信内容・スケジュールは予告なく変更になる場合がございます。
話数:本編10話

(C)2023 Warner Bros. International Television Production Limited

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