9月5日放送の「バナナサンド」(TBS系)にSixTONESの田中樹がゲスト出演。MCのバナナマンサンドウィッチマンが見守るなか「ハモリ我慢ゲーム」に挑戦。

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SixTONESの田中樹がハモリ我慢ゲームにリベンジ

今回で3回目の出演となる田中。バナナマン設楽統から「本当によく来てくれるなって印象がありますよ」と紹介を受けると、田中は静かに一礼。「俺だって聞きたいですよ!なんで俺のこと呼ぶんですか!?」とスタッフに訴えると、設楽は「それはたぶん面白いから(笑)」とツッコミを入れていた。

田中に順番が回ってくると、設楽は「過去一番ハモりにつられた人の俳優アーティスト部門の大賞に選ばれています」と紹介し、過去の挑戦映像をプレイバック。設楽が「ハモリつられ率97%」と言えば、サバンナの高橋茂雄も「大賞受賞してよく戻ってきたな」とツッコミを入れていた。

また、設楽は「お知らせがあるんです。ジャニーズが全部ダメだったじゃない。ジャニーズの連敗がストップしたんです。(Kis-My-Ft2)二階堂(高嗣)くんと千賀(健永)くんが2人ともクリアしたの」と伝えると、田中は「その2人ってなると…クリアしないとヤバいですよね…」とこぼす。

するとスタジオでは笑いが起こり、カメラも田中をフォーカス。高橋は「だいぶ上から言ってた(笑)」と指摘すると、設楽も「その2人がクリアしたなら俺だっていかなきゃいけない…ナメてる先輩だから?」とツッコミ。

田中は慌てた様子で「違う、後輩として」「先輩の後に続かないと!という」と弁解。「ちょっともう、誰もしゃべらないで!」と焦った様子で会話を止めていた。

■田中が「純恋歌」でハモリ我慢に挑戦

田中は歌い慣れていると言う湘南乃風「純恋歌」を選曲。 理由を聞かれると、田中は「中学校の同級生と今でもたまに遊んでカラオケとか行くんですけど、そういう時に酔っぱらってくると、みんなで肩組んでマイクなしで大合唱する」と告白。「歌い慣れてもいますし、世代なんで聞きなれている」と続けた。

スタンバイすると、田中は「マジでちゃんと歌う!」と宣言。歌い出しは好調で、共演者からは拍手がおくられた。ところがハモリのパートに入ると、前半の勢いを失い、田中は眉間にしわを寄せて踏ん張るもつられてしまう。

サンドウィッチマンの‎伊達みきおが「最悪だ」をこぼすと、共演の芸人たちからも「えー!」「何やってるの」「これが王者たる所以」など驚きの声が相次いで寄せられた。高橋から「新記録出しに来たの?」と聞かれると、田中は音程を外したパートについて「前と後で挟んでくる」と振り返り、最後は「俺がお願いした『純恋歌』じゃないよ」と訴えた。

日村勇紀や設楽が「さすがチャンピオンだね!」と褒めると、田中は「俺、チャンピオンベルト守りに来たわけじゃない!」「防衛しに来てない」と笑いを誘った。また、2曲目のTOKIOリリック」でも、田中は「歌い慣れてる、絶対イケる」と自信たっぷりに語ったが、ハモリパートは惨敗。

共演者からは「2度目の防衛」「マジで強い」という言葉が飛び交い、出川哲朗は「4団体統一できる」と王者らしい言葉がかけられていた。

■田中のバラエティ力

今回で4回目の挑戦となった田中だが、事前に設楽から伝えられた「輝く!ハモリ我慢大賞 俳優アーティスト部門」第1位を見事に守り抜く結果となった。

ハモリパートに入った途端にコントロールが効かない様子で歌い続けていたものの、歌い出しはSixTONESのメンバーらしく、田中にしか出せない渋めの声色で聴かせる歌唱だった。

以前、SixTONESのメンバーである京本大我が、ジェシー、高地優吾、田中の3人について、“バラエティー三銃士”と名づけていたが、その名の通りバラエティー番組への出演が増えている。

今回、歌唱前のトークでも見られたが、共演者のみならずスタッフやカメラを巻き込んだトークで笑いを誘うなど、ゲストでありながら前のめりなトークで番組を盛り上げていた。また、回を重ねたからこその、今後の出演が待ち遠しくなるような見せ場を残していたのも印象的だ。

田中はグループでも司会進行を務めることが多く、ラジオ番組「SixTONESオールナイトニッポンサタデースペシャル」(ニッポン放送)でも固定メンバーとして毎週出演しており、笑いに溢れるトークとバラエティー力を発揮して、今後も20代の若手タレントとしてさらなる活躍が見られそうだ。

※高地優吾の高は正しくは「はしご高」

執筆・構成/ザテレビジョン編集部 バラエティ班

SixTONESの田中樹がバナナサンドに出演