岸優太が9月6日、都内で行われた主演映画「Gメン」大ヒット御礼舞台あいさつに登壇。恒松祐里、矢本悠馬、りんたろー。、瑠東東一郎監督とともに浴衣姿を披露した。

【写真】恒松祐里は黄色の艶やかな浴衣姿で登壇

本作は、問題児ばかりが集う武華男子高校1年“G組”に転入してきた主人公・門松勝太が、“G組”メンバーや上級生といった仲間たちと全力で生きる姿を、大興奮のアクションとアツい友情で描いた青春エンターテインメント。

■笑ってしまった場面も「使われたってことはOKですよね?」

上映前に行われた舞台あいさつで、冒頭では岸が「よろしくお願いしまーす」と言った後に沈黙。慌てて「あ、そっか」と気付いて、いきなり会場を笑いで包むと、「皆さんのおかげで今日この会が開けていますので、ぜひ楽しい気持ちを与えたいですし、『今日一日良い日だったな』っていう日にできるように。この後は上映もありますので、いい感じで体力を蓄えてください。お願いします!」と、独特の一言あいさつ。

その後、「作品の中で一番笑ったポイント」を聞かれると、岸は「いや、本当にどこをつまみ出せばいいのかって…」と悩み始め、りんたろー。から「不審者みたいに言わないで!」と即ツッコミが入る。

続けて「ムズいっすよね。視聴者としてってことですよね? きっと」と考え、「矢本くんは(演じた)キャラも強烈ですし、教室で自己紹介するシーンでは、俺は直でお芝居を受けていたので、笑いが耐えられなかったですね。直接お芝居してもそうですし、(完成した作品を)見ている時も笑いましたね」と明かす。

すると、矢本からは「でも、あれ(岸は芝居中に)笑ってたっすよね?」と暴露され、瑠東監督も「ちゃんと笑ってたよ」と続く。それを聞いた岸からは「(カットにならず)使われたってことはOKですよね? 結果オーライ」とポジティブ発言が飛び出した。

吉岡里帆の本気ビンタに本音の「ありがとうございます」

また、吉岡里帆の芝居については、「本当に命懸けで芝居されているんだろうなってくらい、テストから声をかなり上げたりもそうですし、ビンタも本気でやってくださったので」と、話題となったアドリブビンタシーンについて語り始める。

「まさか吉岡さんからビンタを頂けると思わなかったので、テンパって『ありがとうございます』って(言っちゃいました)。それもちゃんと使われました」と、ビンタを受けた際に発した一言が、せりふではなく自然と出た言葉だったと告白。瑠東監督も「リアクションがおかしい」と爆笑していた。

■「バック転はできなかった」とうそをつくも即撤回

さらに、アクションシーンに挑んだ感想を聞かれると、岸は「本当にビビりましたよね。そういった意味では」と言い、またしてもりんたろー。から「どういう意味ですか?」とツッコまれる。

岸は「危険が伴うので、そこは気合を入れて臨みましたけど、本当にスタッフさんのカットとか、そういうのを臨場感を出していただいて、めっちゃ格好良く映っていたと思います」と編集に感謝。

その中でバック転も披露しているが、「『Gメン』のためだけにバック転をやったと言っても過言ではない。僕もだいぶ久々だったので、『Gメン』用にバック転を仕上げて持っていったんですけど。でも、バック転がジャニーズはみんなできて当たり前と思われているというのが…」と、バック転への称賛が声が少なかったようで不満を漏らす。

「バック転ってめちゃめちゃムズいですから。みんながみんなできるわけではないんですよ。あのバック転を1回する上で、どれだけの努力と涙と…」と流暢に語り始めると、驚いた表情のりんたろー。から「今まではできなかったってこと?」と聞かれ、「できなかったです!…うそです。すみません」と、なぜかうそをついて即撤回。「ファンの人ばかりなので、それはダメだよなって」と、真実を知っているファンの前ではうそはつけないことに気付いたと反省していた。

■たぶん帰るころはめっちゃ雨が降ると思うので…

終盤には、「『Gメン』を総括するような四字熟語」というお題を書道で披露。瑠東監督は「青春爆走」と作品にピッタリの言葉を披露。りんたろー。は「早寝早起」と書いて、寝坊で舞台あいさつを欠席したことを自虐で表した。矢本は「祝岸優太」と書いて観客から大きな拍手を浴びたが、その間に岸の紙が額から外れて落ちてしまうハプニング。バタバタした中で、恒松が披露したのは「愛羅武勇」と自身が演じた役に絡めた四字熟語だった。

そして、大トリで披露した岸の四字熟語は「魑魅魍魎」。「調べて、僕が一番格好良いと思った四字熟語。人生で初めて書いて、この先一生書かない」と説明する。作品とは関係ない四字熟語に、MCから「意味は知ってますか?」と聞かれると、岸は「えっと…やばいってことですよね? 『Gメン』はやばいっす」と強引に絡めた。

最後も、岸は「本当に皆さんがこの作品を愛してくださったからこそ、今日こうして開けましたので、変わらず、よりもっとこの作品を愛していただけたらうれしいです。そして、たぶん帰るころはめっちゃ雨が降ると思うので、本当に気を付けて。この後(の上映)、皆さん全力で楽しんでいただけたらうれしいです」とあいさつをして、最後まで観客を笑わせてイベントを締めくくった。

岸優太が映画「Gメン」大ヒット御礼舞台あいさつに登壇/※ザテレビジョン撮影