中国・北京に拠点を置くThermite Gamesは9月6日(水)、同社が販売を予定している新作ゲーム『不良少女 Detained:Too Good for School』(以下、『不良少女』と表記)を2024年にPC(Steam)へ向けて発売すると発表した。本作のリリースは開発途中のゲームを配信するアーリーアクセスの形式となる見込みだ。

 Steamストアの記載では、本作は日本語字幕への対応を予定しているが、記事執筆時点でプレイ可能な体験版には日本語は収録されていない。また今回の発表に合わせ、作品の雰囲気を伝える新規映像も公開された。

 『不良少女』のなかでプレイヤーは、蛍光ピンクの髪が印象的な女子高生「Reika」を操作し、自身の兄を殺した仇「Karim」を打倒するために街中を奮闘する。一定区画ごとに敵の集団が存在し、倒すことで先へと進めるようになるベルトスクロールアクションと呼ばれるジャンルの作品である。

 本作の特徴として、作中に恋愛シミュレーションの要素が収録されている点が挙げられる。Steamストアページの記載によると、恋愛対象としては男4人、女4人の計8人が用意されており、デートを通じて関係性をレベルアップさせたり、戦闘で共闘したりできるとのこと。

ゲーム『不良少女』2024年に発売へ。腕っぷしの強い女子高生による恋愛SLGも楽しめるベルトスクロールアクション_001
(画像は『不良少女』Steamストアページより)

 また本作は開発元のO.T.K Gamesの前作『The Vagrant』の戦闘システムを継承しており、スキルの習得や能力のアップグレード、武器の拡張など多彩な成長を楽しめるそうだ。くわえて本作はマルチエンディングとなっており、10種以上のエンディングのなかには悪党へと加担しアンチヒーローとなる道も存在するという。

 本作の具体的な発売日時や販売価格などは、記事執筆時点では未発表となっている。興味のある方は本作をウィッシュリストに登録し、続報をチェックしてほしい。

『不良少女』Steamストアページはこちら