たなか(ex.ぼくりり)、Ichika NitoササノマリイからなるバンドDiosが、本日9月6日(水)にアルバム『&疾走』をリリースした。本アルバムは初の試みとしてTAKU INOUEをはじめとしたサウンドクリエイター達を迎えて挑んでおり、メンバーそれぞれの音楽的個性が顕著に出ているコラージュアートのようなアルバムリード曲「自由」を筆頭に、キーボディスト/アレンジャーの永山ひろなお氏と制作したキラーチューン「&疾走」、メンバーで行った楽曲制作合宿で生まれた「また来世」、たなかのフロウとIchikaのギターが火花を散らしているパワフルな「Struggle」など実に7曲の新曲を収録しているバラエティに富んだアルバムへと仕上がっている。「人々が生きる上で思考を巡らせる時にサポートとなる楽曲にできたら」というたなかの想いを乗せた歌詞にも注目しつつ、遠慮をやめたDiosによるポップミュージックをとくと堪能してほしい。

Dios「自由 」ミュージックビデオ

Dios「自由 」ミュージックビデオ

さらにYouTubeにてリード曲「自由」のミュージックビデオが公開中、監督は2.5D出身の中川義和氏が担当。また公開に合わせてビデオ内に登場するARシューティングゲームも同時リリースされ、リアルにユーザーがこのゲームをスマホでプレイすることができるとのこと。是非この機会にカラフルで奇抜な世界観でDiosブレインウォッシュされてみてはいかがだろうか。

たなか(Dios)コメント

今までどこか遠慮していた。言葉によって誰かの人生に深く立ち入るのが怖かった。決定的な何かを変えてしまうことを恐れていた。でもそういうのはもうやめた。現状を否定することは、前に進むために避けられないことだった。誰かを傷つけてしまいうる言葉を、そうと分かっていて発すること。正しいフォームを見つけること。愚直にそれを反復すること! いつだって真理は退屈で凡庸で当たり前だ。それをPopsとして表現したい。同じ目的に向かって三人がそれぞれ全く違う方向に疾走した、そういう一枚になったと思う。

それに伴ってあらゆるイメージを一新した。ビジュアルもそうだしMVもそうだ。「自由を棄てて、縛られる」をテーマに作った「自由」という楽曲は、そのメッセージを余すことなく表現してもらった、今までのDiosにはない拓けたMVを撮ってもらった。真っ白な世界と薄暗い部屋を反復横跳びした。ただリスナーとともに走りてえ。


 
Dios