陸上自衛隊初の洋上迷彩がよく効果を発揮してる!

訓練は小笠原諸島近海で実施

海上自衛隊自衛艦隊ならびに陸上自衛隊陸上総隊司令部はこのたび、陸上自衛隊のティルトローター輸送機V-22オスプレイ」が初めて、洋上の護衛艦「いせ」で発着艦訓練を実施したと発表しました。

訓練は9月5日小笠原諸島周辺海空域で行われたそうで、用いられたV-22オスプレイ」は千葉県木更津駐屯地に所在する第1ヘリコプター団第107飛行隊に属する機体だといいます。

今回の訓練に関して「いせ」艦長の金子純一1等海佐は、「本艦は、陸上自衛隊V-22オスプレイの発着艦訓練を今回、初めて実施し、陸海共同運用能力の向上を図りました。海上自衛隊は、あらゆる不測の事態に即応するため、統合運用・日米共同運用体制における作戦遂行能力の向上に努めています。」と述べています。

一方、陸上総隊は海上自衛隊との緊密な連携により、水陸両用作戦能力を向上させるべく、必要な訓練を継続していくとしています。

護衛艦「いせ」で初の洋上発着艦訓練を行う陸上自衛隊のV-22「オスプレイ」(画像:海上自衛隊)。