湘南ベルマーレの下部組織で育ち、いわてグルージャ盛岡にも所属した中国人DF呂薛安(ろ・せつあん)が他界していた。24歳の若さだった。

呂薛安は、江蘇蘇寧(現:江蘇FC)のユースから湘南のユースに2017年に加入。2018年にトップチーム昇格を果たすと、そのまま岩手に期限付き移籍していた。

岩手では出番がなかった中、2019年には武漢三鎮へと完全移籍。2020年1月に退団し、2020年10月に無錫五溝へと加入していた。

無錫五溝では公式戦19試合に出場していた。

古巣である武漢三鎮と無錫五溝はWeiboのアカウントを通じて呂薛安の訃報を伝えている。

「武漢三鎮の元選手である呂薛安がある事情により逝去した。クラブは逝去を悲しみ、家族へ深い哀悼の意を表する」

「2019年7月、ディフェンダーとしてプレーしていた呂薛安は武漢三鎮に加入し、中国Bリーグでチームと共にプレーした」

「チームへの献身に感謝し、サッカーが天国でもあなたと共にありますように」