台風13号は、あす8日には関東甲信や東海に接近し、上陸の恐れがあります。台風の直撃であす8日は関東甲信や東海は大荒れの天気となり、首都高速道路では交通規制を行う可能性も。東海道新幹線でも、遅延が発生するなど、朝から交通機関に大きな影響が出る恐れがあります。
台風13号 あす8日関東や東海に接近・上陸の恐れ
台風13号は日本の南を発達しながら北上し、あす8日朝には、伊豆諸島の西海上を北上する見込みです。
予報円の中心付近を通れば、あす8日昼頃には東海沖に近づき、その後、関東甲信や東海に接近し、上陸の恐れがあります。
その後、9日朝には東北を北上する見込みです。
台風として発達することはありませんが、決して油断はできません。
伊豆諸島では今夜からあす8日午前中にかけては、非常に激しい雨が降り「線状降水帯」が発生して、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。危険な大雨が予想されていますので、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、不要不急の外出はできるだけ控えてください。
関東甲信や東海に、かなり湿った暖かな空気を持ち運ぶため、災害をもたらすような大雨となる恐れがあります。
また、台風進路にあたる関東や東海、東北の沿岸部では、風も強まり横殴りの雨となるでしょう。
通勤通学時間帯 交通に影響も できればリモートワークを
台風13号の接近に伴って、通勤通学時間帯から雨が強まり、関東や東海を中心に交通機関にも大幅に乱れが出ることが予想されます。
首都高速道路によりますと、あす8日未明から昼過ぎにかけて台風の影響で交通規制を行う場合があります。また、強風により積み荷が落下する恐れがあるため、点検や荷締めを呼び掛けています。
また、関東や東海の特急路線での計画運休や、東北や北陸でも遅延が発生する可能性も。
すでに、JR東日本では沿線での大雨や強風の可能性があることから、東日本エリアにおける広い範囲の在来線に遅れや運休、行先変更が発生する可能性があると発表しています。また、東海道新幹線は、8日午前を中心に、列車の遅れや急な運転見合わせが発生する場合があるということです。また台風の影響によっては、列車の運休や長時間にわたる運転見合わせが発生する恐れもあるということです。
状況によっては通常より目的地までの所要時間が多くかかることがあるため、時間に余裕を持って、無理のない行動計画を立てるようにしてください。できればリモートワークを推奨し、不要不急の外出は控えるようにしてください。
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