悪質商法を題材に、新聞紙上で長期連載が続く人気4コマまんが『生活ヒヤリ劇場』が書籍化されました。選りすぐったまんがを手口ごとに分類し、対策を教えるコラムを添えています。

口八丁手八丁の“詐欺師”と、だまされまいと奮闘する消費者のやり取りをコミカルに描くのは、政治まんがでおなじみ、2020年日本漫画家協会賞の大賞を受賞した佐藤正明さん。各まんがには、手口の詳細と対策の説明を添えました。

また、書籍化に当たり、半世紀にわたって消費者問題を追及し、マルチ商法の規制強化にもかかわった「悪徳商法被害者対策委員会」会長の堺次夫さんに解説コラムを特別に書き下ろしていただきました。時代を経ても変わらない悪質商法の本質や、だまされてしまう消費者心理を読み解きます。

取り上げる悪質商法の手口……利殖商法/マルチ商法/かたり商法/点検商法/サイドビジネス商法/当選商法/デート商法/架空請求/催眠商法/送りつけ商法/偽警告/フィッシング/ワンクリック請求

身近にあふれる悪質商法の数々。「怪しいと思ってたけど、やっぱり『だまし』だった!」と思える事例もあるかもしれません。あなたもこの本でクスッと笑いつつ、気を引き締めて身を守りませんか!?

【著者】

・佐藤正明(さとう・まさあき)

政治漫画で知られる漫画家。1949年愛知県生まれ。南山大外国語学部卒。85年「中日マンガ大賞」大賞受賞、2020年「日本漫画家協会賞」カーツーン部門大賞受賞。著書に『あまり癒されない心の詩』『なごや弁』(いずれも風媒社)『一笑両断』(東京新聞)。現在、中日新聞東京新聞西日本新聞に連載を持つ。

・堺次夫(さかい・つぎお)

悪徳商法被害者対策委員会会長。1950年岡山県生まれ。中央大法学部卒。マルチ商法の被害に遭ったのをきっかけに、74年から消費者問題の研究と被害防止に取り組む。75年、同委員会を設立。信州大客員教授、法政大大学院兼任講師など歴任。19年から日本消費者政策学会理事。著書に『マルチ商法ネズミ講』(三一書房)『新悪徳商法事情』(フジタ)『日本の消費者問題』(共著、建帛社)など。

・タイトル:『まんがでわかる だましの手口 悪質商法4コマ事例集』

・著者:佐藤正明(漫画)、堺次夫(解説)

・定価:1,540円(税込)

・発売日:2023年9月26日

・判型:A5判、並製

・ページ数:128ページ(オールカラー)

・出版社:東京新聞中日新聞東京本社)

配信元企業:株式会社中日新聞社

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