フランス代表指揮官のディディエ・デシャン監督が勝って兜の緒を締めている。フランス『Foot Mercato』が伝えた。

準優勝に終わった2022年末のカタールワールドカップ(W杯)以降、ユーロ2024予選で4連勝中のフランス代表。7日にはホームで行われたグループB第5節のアイルランド代表戦に臨み、MFオーレリアン・チュアメニとFWマルクス・テュラムのゴールにより2-0で勝利した。

FWオリヴィエ・ジルーの負傷交代というアクシデントはあったものの、無傷の5連勝で勝ち点を「15」に伸ばしたデシャン監督は試合内容にある程度満足しているようで、試合後にフランス『TF1』にこのように述べた。

「文句は言えない。選手たちはやるべきことをやってくれている。今夜はもう少しやれたかもしれないが、口うるさく言うつもりはない。とてもアグレッシブな相手だった。解決策を見つけるのは簡単ではないが、幸いなことに我々は(後半の方が)前半よりもずっと危険だった。だから、その点はとても良かった」

また、デシャン監督は引き続き勝利を重ねていきたいという考えを明らかにし、12日に敵地で行われるドイツとの親善試合や、10月のグループB第7節オランダ戦にも言及した。

「我々は呼吸を続けている。そのうち誰もが認めることになるはずだが、これは我々をより(本大会に)近づける勝ち点『3』だ。あと(獲得できる)勝ち点は『9』残っているが、それは他のチーム次第だ。たとえ予選を通過できたとしても、他の試合で勝たなければならない」

「次は威信をかけたドイツとの試合だ。10月にはオランダと戦う。ドイツとの試合までは少し時間があるから、その間、我々は楽しむつもりだ。今週はチーム全員よくやった」