テレビアニメ『呪術廻戦』(MBSTBS系)第31話が9月7日に放送。真人と戦う与幸吉と三輪霞の関係が見える戦闘と会話が話題を呼び、SNSには「尊すぎる」「泣いた」「ほんと与幸吉くんと三輪ちゃんは幸せになって欲しかった」といった投稿が寄せられている。

【写真】与幸吉&三輪霞の“光と影”描写が話題に 『呪術廻戦』第31話場面写真

 健康な肉体を得て呪術高専京都校の仲間に会うため呪霊側と通じていた与。第31話「宵祭り」では巨大な“究極メカ丸絶対形態 装甲傀儡究極メカ丸試作0号”を操り、交渉が決裂した真人と戦う。

 不自由な身体と引き換えに与が得た莫大な呪力を放出する究極メカ丸絶対形態と、変幻自在かつ再生能力の高い肉体を持つ真人。その戦闘シーンはすさまじく、「超かっこよかった」「すごい躍動感」「もう映画のクオリティ」などと絶賛の声が続出。原作漫画にはない描写もあり、作者の芥見下々も「本来なら私がマンガで提示しなきゃいけないアイデアだなぁ…すごいぜ!!」とコメントしている。

 「会うんだ!! 皆に!!」と心に決め、真人と死闘を演じる与の脳裏には、同じ呪術高専京都校の仲間・三輪の姿がたびたび登場。真人への切り札が、三輪を「全て視てきた」ことで会得した“シン・陰流「簡易領域」”だったことからも、与が三輪に特別を抱いていたことが分かる。

 これらのシーンに、「シン・陰流『簡易領域』で三輪ちゃんの姿映るの幸吉(メカ丸)の愛が溢れとる」「脳裏にちらっと浮かぶ三輪ちゃんのこのシーンひとつで裏切りの理由がわかるという…とても悲しくて切ない」「泣かないつもりだったのに簡易領域で無理だった むた(与)くんはずっとずっと三輪ちゃんに一途で尊すぎる」「メカ丸《与幸吉》の振り返る先が、三輪ちゃんなの、もうヤバすぎる」と胸打たれる視聴者が多数。

 一方、与が別の場所で操るメカ丸と三輪のやりとりも話題に。与が窮地に立たされていることを知らない三輪は、一線を超えて仲良くしない呪術師の関係に「仲良くなりすぎるといなくなった時つらいもんね」と言及しながら「でも私は今の皆との今の関係が好き」「私はメカ丸とももっと仲良くなりたい」「いつか会いに行くからね」と話しかける。

 呪術師の中では一般的な価値観を持つ三輪。彼女が笑顔で話すシーンには、「三輪ちゃんがあまりにも純粋で優しくて可愛い、“普通の女の子”で泣いてしまった」「与くんは皆に会うために『普通』に成らなくてはいけないと思っていたしそう思っても仕方ないのだけど、『会いに行くからね』と言いきる三輪ちゃんは与くんの姿形なんて気にしてなかったし、たぶん京都校の皆もそうだったんだよな」など大きな反響を呼んでいる。

テレビアニメ『呪術廻戦』第2期 第7話場面写真 (C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会