ロバート・ローズ

横浜ベイスターズ(現DeNA)のロバート・ローズ氏が同僚だった谷繁元信氏のYouTubeチャンネルに出演。自身の引退について語った。

【動画】ロバート・ローズ氏が自身の引退を語る


■ローズ氏と谷繁氏がトーク

1998年の主力メンバーだったローズ氏と谷繁氏がトークした今回の動画。

話題はローズ氏の引退へと移り、谷繁氏が「あれ、ロッテに来てオープン戦だけやって帰ったのは何年だっけ?」と振る。

ローズ氏は2000年にベイスターズを退団し、ブランクを経て2002年に千葉ロッテマリーンズと契約。主力打者として期待されたが、キャンプ中に行われた紅白戦などで結果が出ず、わずか28日で退団してしまったのだ。


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■ロッテに入団した理由は…

谷繁氏はローズ氏がロッテと契約した当時を振り返り、「俺はちょっと嬉しかったんだよね。『あ、帰ってきた』みたいな」と語る。

するとローズ氏は「1年間のブランクを経てやっぱり野球が恋しい、野球がやりたいなと。そう思ったのがきっかけだね。ベイスターズからのオファーはなかったけど、千葉ロッテからのオファーで日本に戻った」と説明した。


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■身体がスピードについていけない

マリーンズを退団した理由についてローズ氏は「キャンプオープン戦で自分の身体がスピードについていけないと感じた。シゲ(谷繁氏)も引退をしたときはそれなりの理由があったと思うけど、僕はたった1年のブランクだった」と話す。

そして「1年のブランクにもかかわらず、身体がベイスターズ時代の自分ではないと感じて、迷惑をかける前にキャンプ中に断念したんだ」と告白した。


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■横浜退団の理由も…

谷繁氏から「それで野球への未練はなくなった?」と質問されたローズ氏は「後悔をしている。もしトレーニングや思考を変えていたら、千葉ロッテで柔軟にプレーできたかもしれない」と話す。

続けて「あのときの決断はベストなものだとは思うけど、今考えるともう少し、自分のキャリアをのばしておきたかったね」とコメントした。

また、ベイスターズの退団については「2000年にベイスターズが現状維持を提示してくれていたら、監督が誰であろうと残留していた。あれだけの成績を残したのに、相当な減俸はショックだったね」と話していた。

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■谷繁氏とローズ氏がトーク

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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治

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