お笑いコンビ・さらば青春の光が、9月9日に放送されたトーク番組「おかべろ」(関西テレビ)に出演。ダウンタウン・松本人志から吉本興業入りを誘われていたことがあるものの、それを断った理由を語った。

今回、コンビで番組に出演したさらば青春の光は、個人事務所「ザ・森東」を設立した経緯について、松竹芸能を退所後、フリーだった2人に密着した番組企画で事務所を立ち上げたと説明。

その番組が終わるときに、森田哲矢(42歳)は「このまま事務所としてやっていきたい。マネージャー連れてきたんで、3人でやっていこう」と考えたが、相方の東ブクロ(37歳)は「さすがに無理やろ……と思った。こんだけ芸能界、大手事務所もあって、そこにたぶん潰されるじゃないですけども、なんかあったときになぁ……」と思い、猛反対していたという。

ちょうどその頃、ダウンタウン・松本人志と飲む機会があり、東ブクロは「松本さんに『お前ら、吉本どうや?』って言われて。松本さんに言っていただいてるよ、これは吉本行ったほうがええんちゃうか?」と森田に言ったところ、森田はその話も(東ブクロに対して)突っぱねたそうだ。

結局、“森田、東ブクロ、マネージャー”の3人の個人事務所でやっていく強い意思を示した森田に、東ブクロは「給料三等分というのをそこで決めたから、それだけは絶対に守れよ」ということを条件に、個人事務所で活動していくことを受け入れたと語った。

ちなみに、森田が吉本興業入りに難色を示した理由については「松本さんが声かけてくれたのはめっちゃ嬉しいですけど、松本さんはあの立場で声かけてくれてるじゃないですか。例えば吉本に入るって言って行った、それがいい感じになった、吉本の中で。よく思わない人も絶対いるじゃないですか。もし自分らがいい感じになったときに。ってなったときに、それはイヤやな、と思った、オレはなんか。松本さんがそう言ってくれてるのはありがたいけど、下の人間からしたら『なんやねん、あいつら』っていうのあるじゃないですか。だから、それはもうどこか入るのは、どの事務所入ってもそれあるから、それはやめようと思った」と語った。