イタリア代表は9日、ユーロ2024予選グループC第5節で北マケドニア代表とのアウェイ戦に臨み、1-1で引き分けた。

1勝1敗スタートとなったイタリアは先月、マンチーニ監督が電撃辞任。昨季ナポリをスクデットに導いたスパレッティ監督を新指揮官に迎えた中、トナーリやバレッラ、インモービレらがスタメンとなった。

1勝2敗の北マケドニアに対し、インモービレ、ポリターノ、ザッカーニの3トップとする[4-3-3]で臨んだイタリアがボールを持つ展開で推移する。

しかし19分、ショートカウンターを受けた流れからアリオスキの左クロスをミオフスキにダイビングヘッドで合わせられるピンチを迎えたが、シュートは枠外で助かった。

ひやりとしたイタリアは21分に決定機。バレッラの浮き球パスに抜け出したトナーリがボックス左に侵入。左足を振り抜くとシュートは左ポストに直撃した。

前半半ば以降もイタリアがボールを持つ展開となったものの、チャンスを作るには至らずゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半、ポリターノに代えてザニオーロを投入したイタリアは開始2分に先制する。ルーズボールに反応したバレッラのボレーがバーに直撃すると、そのこぼれ球をインモービレが頭で押し込んだ。

先制したイタリアがポゼッションする展開が続いたものの、67分にエルマスに際どいコントロールシュートを打たれると、81分に追いつかれる。ボックス手前左で許したFKをバルディに直接決められた。

このまま1-1でタイムアップ。スパレッティ監督の初陣はドローに終わった。