海外旅行の土産物の定番のひとつに挙げられるのが、「たばこ」です。免税店のなかでも、市中の店で買うより値下がり幅が大きい商品の一つ。どれくらい普段の値段と差があるのでしょうか。

「紙」の方がコスパよく買えるか

海外旅行の土産物の定番のひとつに挙げられるのが、「たばこ」です。国内空港の免税店では、たばこの価格の多くを占めるたばこ税消費税が免除となることから、市中で買うより圧倒的に安くなります。ではその価格差は、どれくらいあるのでしょうか。

●紙たばこ
国内空港の免税店では、いわゆる電子たばこより、紙たばこの方が市中の店よりも安く買える傾向にあります。たとえば2023年7月時点での価格は、このようになっていました。

・セブンスター(国内では600円):免税価格では410円(1カートン4100円)
・メビウス(国内では580円):免税価格では390円(1カートン3900円)
マルボロ・ブラックメンソール(国内では600円):免税価格では427円(1カートン4270円)
ラッキーストライク(国内では600円):免税価格では420円(1カートン4200円)

●電子たばこ
「アイコス」や「プルームテック」といった電子たばこは、紙のものほど大きく値を下げているわけではないですが、それでも国内で買うよりは安く購入できます。以下はその一例です。

・メビウス・ディープ・レギュラー・プルーム・エックス(国内では500円):免税価格では380円(1カートン3800円)
・テリア レギュラー(国内では580円):免税価格では520円(1カートン5200円)

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なお、免税店で購入できるのは、ひとりにつき200本(1カートン相当)まで。また電子タバコは台湾、タイなど一部で持ち込みが禁止されている国もあるので、注意が必要です。

羽田空港第2ターミナル国際線エリアの免税店エリア(2023年7月、乗りものニュース編集部撮影)。