唐沢寿明が主演する『連続ドラマW フィクサー』(WOWOW)のSeason3より、ポスターと場面写真、本予告が解禁された。

【動画】誘拐まで選挙活動に!? 『フィクサー』Season3

 本作は、脚本家・井上由美子が“フィクサー”を題材に描くノンストップサスペンス。Season3では、唐沢ふんするフィクサー・設楽拳一が、“誘拐事件×都知事選”をテーマに暗躍する。

 拳一の“ささやき”で、東京都知事選挙への立候補を決意した元新聞記者の渡辺達哉(町田啓太)。そんな中、大手建設会社社長令嬢が誘拐される事件が発生。犯人との交渉に当たる拳一は、達哉の選挙運動と人質解放を両立させる秘策を考え出すが…。

 シリーズ集大成とも言えるSeason3の放送スタートまで1か月を切り、ついにポスターが解禁となった。本作の舞台となる東京の行政機関・都庁がそびえたつ夜をバックに、達哉を都知事選への出馬へと誘い込んだ拳一の悠然とした表情が印象的なビジュアルとなっている。都知事選、そして誘拐事件に巻き込まれる人々。果たして、この選挙で人々は正しい選択をすることができるのか? 誘拐事件の犯人の真意とは? そして拳一の目的とは?

 そして場面写真も初公開となる。このシリーズの特徴のひとつである、主人公に依存しない登場人物1人1人にある物語性が、この7枚の写真から浮かび上がってくる。

 “都議会のドン”と呼ばれる黒羽真二郎(石坂浩二)のパーティーで、拳一は達哉を黒羽に紹介する。その狙いとは?

 浜潮建設社長・氏原巧巳(加藤雅也)の娘・早紀(大友花恋)が誘拐される。犯人の目的は一体…。

 達哉は新聞記者を辞めて都知事選の舞台に上がる。民自党幹事長・須崎一郎(小林薫)は達哉を支持する。

 都知事選を闘うことになる立候補者の四方田正美(高島礼子)と川本栄太(徳重聡)。

 沢村玲子(内田有紀)は報道番組のキャスターを辞め、フリージャーナリストとして拳一の右腕に。達也の動向を自身の配信番組で発信する。

 浜潮建設本部長・大貫英一(古田新太)は、誘拐犯との交渉役の拳一に不信感を抱く。

 誘拐事件の解決のために“前代未聞の人質交換”を思い付いた拳一。拳一の奇策に驚嘆する達哉。

 さらに、本予告も解禁。誘拐事件さえも都知事選に利用しようとする拳一、誘拐事件の身代わりとなる達哉、「都知事になるためなら人を殺せるか?」と、感情を剥き出しにする今回初登場となる都議会のドン・黒羽と、一癖も二癖もあるキャラクターがストーリーを加速させる。

 拳一の手中にあったSeason1からの伏線となっている密約の音声データをおさめたハードディスクは玲子の手に渡るが、このデータが日の目を浴びることはあるのか? そして、ついに達哉は真正面から拳一の目的を問う。果たして拳一は達哉を利用しているだけなのか?

 『連続ドラマW フィクサー』Season3(全5話)は、WOWOWにて10月8日より毎週日曜22時放送。

『連続ドラマW フィクサー』Season3 ポスタービジュアル (C)WOWOW