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 アメリカ、テキサス州に住む93歳のおばあさんは、地元の動物保護施設にいる犬たちのために快適で居心地の良い犬用クッションを作ることに毎日を捧げている。

 ジョーン・ポッターズさんは、地元のキルト教室から出た、余った生地の端切れを譲り受け、自宅で毎日何時間もかけ、丁寧に高品質な犬用クッションを縫い上げている。

【画像】 施設の犬たちが快適に過ごせることに人生を捧げたおばあさん

San Antonio woman in her 90s spends her time crafting dog beds for animal shelter

 テキサス州サンアントニオに在住のジョーン・ポッターズさん(93歳)は、残りの人生をすべて犬たちに捧げることに決め、その使命を全うしている。

 ポッターズさんは、自宅リビングを裁縫工場にし、地元教会のボランティアたちと共に、犬用の快適なクッションを作っている。

 ポッターズさんはKSATの取材に対し、「犬たちの為になることができて、それで彼らが快適に過ごせることを知ってとてもうれしい」と語った。

彼らがもう、硬い床やセメントの上で冬の寒いときに寝なくてもよいことを知ると、とても安心するのです。
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余った布の切れ端を裁断しクッションの詰め物に

 ポッターズさんたちは、地元の教会が運営しているキルト教室から出た、余った布を、数日かけて小さく裁断し、それをクッションの詰め物として使用している。

 また、誤って糸が犬の足に絡まることのないように、丁寧に確認することも怠らない。

 教会のボランティアスタッフに手伝ってもらいながら、ポッターズさんは毎月約30~40個の犬用クッションを作る。

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 「大変な仕事だけど、できなくなるまでやり続けるわ。だって犬たちが大好きなんだもの」とポッターズさん。

彼らだって骨が痛むこともある。彼らにも感情がある。私たちの言葉で話すことはできないけれど、彼らの目や顔の表情を見ればわかるでしょ。

彼らの表情はすべてを物語っているの。私はとにかく彼らの役にたつことができることに生きがいを感じているの。

written by parumo

 
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保護施設にいる犬の為、毎日クッションを作り続ける93歳のおばあさん