タレント・上沼恵美子(68歳)が、9月10日に放送されたバラエティ番組「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)に出演。故ジャニー喜多川氏の性加害問題について、亡くなったジャニー喜多川氏に対して「死んでる場合ちゃうねん!生き返って謝れ!」と怒りをぶつけた。

番組がジャニーズ事務所の会見を取り上げ、上沼は「何かおかしな世の中でしたね。昭和の芸能界というのか、このへんが力を持ったというのは。この事務所だけじゃなくていろんな意味で」と話し、「性犯罪これは1番あかんよ。性犯罪ばかり言ってるけど。そうじゃなくてみんな夢を見て、ステージに憧れてこうなりたい、フォーリーブスさんみたいになりたいといって来てるわけです。その夢、(ジャニー喜多川という)このおっさん摘みよったわけです。そんなんするためには僕のものにならないといけない。嫌な仕事を何も分からない少年に。罪深いなんてもんじゃないです。一生の傷になってるわけです。50何歳になった人が薬ものすごい飲んでるわけです、うつ病で。そういうふうにしたのも自分は好きなことをして、かき回すだけかき回して、あの世に旅立ったか分からんけど。残された人間、(藤島ジュリー)景子さんなんか身内やからしゃあない。他の人たちがトラウマ、60何歳の人も70何歳の人も受けてるのよ。そんな時からやねん。根は深いねん。恥ずかしいねん。今頃すいませんでした、うわさには聞いていました、何言うてるのよ。みんな知ってたんよ。この事態になった時点では本当に解決せなといかんので。名前残す、残さんなど言語道断。そんなもの悪魔の名前をひけらかして、その名前聞いたらどうしてもそこいくわけです。大きな事件ですもん。全くなしにして1回壊すべきや」と熱く語る。  

上沼は、自分には何の権利もなく何の得もなしにコメントしているとした上で、改めて「日本の芸能界の恥さらしになったと思います。罪深いなんてもんじゃない。『鬼畜』とか言ってましたが、東山さんも(ジャニー喜多川氏のことを)。そうやねん。最低の下の下のおっさん。死んでる場合ちゃうねん!生き返って謝れ!」と吠える。そして「今日はもうこれでやめようか」と語った。