メジャーリーグサッカー(MLS)のニューイングランドレボリューションは9日、ブルース・アリーナ監督の辞任を受け入れることを発表した。

アリーナ監督は、8月に自身の不適切発言が問題視され、MLSが調査をスタート。休職処分を受けていた。

具体的な発言の内容などは明かされていない中、アリーナ監督は「いくつかの間違いを犯した」と自身の非を認め、「今後は時間をかけてこの状況を振り返り、起きたことに対処するための是正措置を受けるつもりだ」とした。

また、「これは簡単な決断ではなかったが、今タイミングで袂を分つことが、ニューイングランドレボリューションの組織と、私の家族の双方にとって、最善の利益になると確信している」とコメントしている。

アリーナ監督は、アメリカ代表の監督を2度務めた他、DCユナイテッドニューヨークレッドブルズ、ロサンゼルスギャラクシーなどで指揮。2019年5月からニューイングランドレボリューションの監督とスポーツ・ディレクター(SD)に就任していた。

MLSの年間最優秀監督賞を4度も受賞し、MLSカップ(リーグPO決勝)では5度の優勝を経験していた。

なお、MLSは今後MLSで何かの役職に就く場合には、リーグコミッショナーに嘆願書を提出する必要があるとしている。