代替テキスト
2022年7月、司法試験に挑戦中だったころの小室圭さん

《眞子の近況については、昨年と同様に本人の希望もあり、お答えは控えます。庭に作り始めた木香薔薇のアーチは、シュートが伸びて少しアーチらしくなり、今年の春に可憐な黄色の小花を咲かせました。時間がかかると思いますが、アーチが出来上がることを楽しみにしております。遠く離れた場所で暮らしていますが、眞子の幸せをいつも願っております》

9月11日に57歳の誕生日を迎えられた紀子さま。

宮内記者会からの《米国で生活されている小室眞子さんの近況も合わせてお聞かせください》という質問に対し、冒頭のように文書で回答された。

「昨年のお誕生日には、紀子さまは眞子さんについて、《今は直接会うことが叶いませんが、庭の花の世話をしながら、木香薔薇のアーチを作り、いつか娘と一緒にゆっくり庭を歩くことができましたら、と思っております》と、つづられていました。今年の回答は、その内容を受けて書かれたものと思われます」(宮内庁関係者)

昨年のご回答には“小室夫妻への気持ちについて”という質問があったため《二人の幸せを祈っております》というお言葉もあった。

「しかし今年のご回答では《眞子の幸せをいつも願っております》となっていて、“小室さんの幸せ”についてはふれられていなかったことも印象的でした。特に質問がない限りは、小室さんについて言及したくないというお気持ちが伝わってきます。

眞子さんと小室さんの結婚から2年弱が経過しましたが、小室さんは義父母である秋篠宮ご夫妻からの信頼を勝ち取れてはいないようです」(前出・宮内庁関係者)

“遠く離れた”ニューヨークで生活している小室夫妻。最近では、小室さんの新しい業務に注目が集まっている。NY在住の日本人ジャーナリストはこう語る。

「法律事務所『ローウェンスタイン・サンドラー(以下LS)』で勤務している小室さんは今年2月に、正式にNY州弁護士となりました。そのころ所属していたのは『Corporate,The Tech Group』というチームです。

それが6月中旬に、『Global Trade&National Security(国際貿易と国家安全保障)』というチームに異動したのです。そしてさらに2カ月後の8月下旬に新チーム内で、新しい業務も担当することが判明しました」

LSのホームページによれば新しい業務は《Emerging Companies&Venture Capital(新興企業とベンチャーキャピタル)》《Venture Capital Investments(ベンチャーキャピタル投資)》。

どのような仕事を担当するのかをNY州弁護士のリッキー徳永さんに解説してもらった。

「おもには企業の立ち上げからビジネスが軌道に乗るまでのサポート、そしてベンチャー企業に投資をする個人や法人へのアドバイスとなります。巨額の資金を扱う分野です。法律家としてだけではなく、ビジネスや経営への理解が深くなければ務まらない仕事といえます」

■大きな損失により、小室さんが訴えられるリスクも

またNY州弁護士の資格も持つ弁護士の清原博さんは、

「世界中の金融機関やファンドから、アメリカの新興企業へ投資してもらうことを目指します。小室さんは日本人ですから、日本企業からの投資も担当することになると思います。

いっぽうでリスクもあります。たとえば新興企業に投資した会社が大きな損失を出した場合、その投資に携わった弁護士に対して訴訟が起こされることもあるのです」

場合によっては数百億円という単位の投資に関する業務を扱うというが、前出の宮内庁関係者は懸念を示す。

「公平性を重んじる皇室と利潤追求という概念は相いれません。皇族が就職する際にも、金融機関などは避けるという不文律があるのです。小室さんが数百億円の利益をもたらした、損失をもたらした、といったことが注目されるようになれば、小室夫妻と秋篠宮ご夫妻の和解はますます遠のくでしょう。巨額損失のために小室さんが訴えられるという事態になれば、皇室のネガティブなイメージが広がってしまいます」

そもそも小室さんについては“担当業務が変わりすぎなのでは”という指摘もある。NY州の法曹関係者はこう語る。

「アソシエイト(事務所に雇用されて働く弁護士)の1年目の配置換えはかなり珍しいのです。一般的に米国の法曹界では、新人弁護士が一つの部署で仕事を覚えるためには、最低でも2~3年はかかるといわれているのです。ここまで頻繁に小室さんの担当が変わるのは、異例なほど優秀ということなのでしょうか……。逆に指導を受けている先輩との人間関係がうまくいっておらず、“たらい回し”にされているという可能性も否定はできません」

7月下旬に英紙『デイリー・メール』が小室さんと眞子さんのデートを報じている。

「2人で買い物をしたり、路線バスのなかで小室さんが眞子さんに抱きついたりしている写真が報じられました。平日の昼間だったので、小室さんは有休でもとっていたのでしょうか。NYでの弁護士同士の競争は過酷です。本来は一心不乱に仕事を覚えなければいけない時期に、品位が感じられるとはいえないような姿を報じられていることに、違和感を覚えているLSの同僚もいるのかもしれません」(前出・日本人ジャーナリスト)

長女の幸せを願う紀子さまの祈りは、小室さんの悲哀に満ちた“お荷物社員化”を食い止めることができるだろうか。