公式YouTubeチャンネルで、若い頃に憧れていた国産旧車を次々と購入するシリーズ企画を展開するロンドンブーツ1号2号田村亮。この度、シリーズ4台目の購入車が決定したと報告した。

参考:【写真】亮が契約寸前まできている憧れの旧車「HONDA 2代目インテグラ」

 若い頃は金銭的事情から買うことが叶わず、羨望の眼差しを向けるほかなかった国産車の数々。芸人としてひとかどの成功を収めたいま、そんな“青春の忘れ物”を取り戻すべく亮は、2021年10月のYouTubeチャンネル立ち上げ当初から、国産ビンテージカーを購入する企画を実施している。

 企画始動時49歳だった亮が、これから乗りたい車として挙げた車種はざっと14台。「どんどん乗っていかないと、この気持ちを持ったまま、乗れないまま一生が終わっていく」という焦燥感に突き動かされた亮は、数か月スパンで乗り換えていくことを決意。早速、長年の愛車「ボルボ V60クロスカントリー」を売却した軍資金を元手として、最も乗りたかった車「トヨタ スターレットターボS(型式:EP71)」を購入し、その後、「スズキ カルタス 1300GT-i」を経て、現在は「三菱ランサーEXターボ」を所有している。

 そんな国産旧車を渡り歩く亮がこのほと、次なる一台へと辿り着いた。2023年8月19日に公開した動画で亮は、懇意にしている横浜のクラシックカー専門店「ボーダレス」から、企画開始当初より乗りたい車の一台に挙げていた「ホンダ 2代目インテグラ」が入荷するとの情報を得て、現地へ直行した。対面した「インテグラ」は、3ドアのクーペタイプでボディカラーはブラック。整備前の状態であったため、この日は見るだけにとどめていたが、2023年9月9日に公開した「カッコインテグラを亮は買う!?カッテイインデスカ!?」と題した動画で「車が仕上がったそうです。見に行きます!」とし、再び同店へ訪れた。

 しばらくぶりに再会した「インテグラ」は、懸案だったカウルトップやルーフモールなどが綺麗に修理され、エンジンが純正風に結晶塗装されていた。これに亮は「あれ? よくない?」「ヤバい!」と大興奮。実際に乗り込みエンジンを始動させると、鳴り響くエンジン音にニヤニヤが止まらず。とどめは、「三菱ランサーEXターボ」にはない「エアコン」が搭載されていることだった。冷風に吹き付けられて、亮は「ヤバい! 涼しい! めっちゃ涼しい!  さっきまでの車(三菱ランサーEXターボ)と全然違う!」と、文明の利器の便利さに歓喜していた。

 そして亮は「あかん! 言うかも俺。“アレ”言うかも。言うてまう…」と口を押さえながらも、我慢できないといった表情で「買う。買うわ……。俺、買うこれ!」「俺、今回迷いないかも」と宣言していた。

 こうして、いつものように購入に向けた手付金を支払った亮。購入費用は車両価格158万円+諸経費約20万円で、合計約178万円となった。このまま無事に購入及び納車が済み、シリーズ開始丸2年にして4台目の車を入手することができるのか。引き続き注目したい。

(文=こじへい)

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