森ビル株式会社(東京都港区,代表取締役社長:辻 慎吾)は、2023年10月6日(金)~11月12日(日)の期間、TOKYO NODEにて開館記念企画「“Syn : 身体感覚の新たな地平” by Rhizomatiks × ELEVENPLAY」を開催いたします。本パフォーマンスのチケットを、9月12日(火)11:00よりオンラインにて販売開始いたします。
※「辻」のしんにょうの点は1つが正式表記

10月6日(金)、虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの最上部(45 階~49 階、一部 8 階)に新たな情報発信拠点として「TOKYO NODE」が誕生します。「NODE」とは「結節点」を意味し、ビジネス、アート、エンターテイメントテクノロジー、ファッションなど、領域やジャンルを超えて様々なコラボレーションを促進。新たな体験や価値、コンテンツや情報を創出し、東京から世界に向けて発信していきます。

このTOKYO NODEの開館記念企画として、総面積約1,500平方メートル もの展示空間に作られた精巧な会場に、体験者自ら足を踏み入れる新たな没入型パフォーマンス「“Syn : 身体感覚の新たな地平” by Rhizomatiks × ELEVENPLAY」を開催いたします。 本パフォーマンスは、真鍋大度・石橋素が主宰するクリエイティブチームRhizomatiksと、MIKIKO率いるダンスカンパニーELEVENPLAYによる完全新作です。観客が会場へ入り込むことで変容していく空間と、目の前に現れる24人ものダンサーを通して、AI時代に変化する“人間の感覚”を改めて問い直す、38日間だけの没入型パフォーマンスです。

本パフォーマンスのロゴは、気鋭のグラフィックアーティスト「YOSHIROTTEN」が、ビジュアルデザインはクリエイティブスタジオ「YAR 」が制作を担当しました。"S" "y" "n" のロゴは、コンピュータプログラミングや制御で使用される二進法の記号から着想を得てデザインされています。

イレブンプレイのダンサーのCGデータを使用しRhizomatiksが制作したビジュアルイメージとロゴを組み合わせ、本パフォーマンスへの想像を膨らませることができるキービジュアルに仕上がっております。本パフォーマンスの公開を記念し、「Syn」のロゴ入りTシャツやトートバッグ、ステッカーなどオリジナルグッズの発売も予定しておりますので、ぜひお買い求めください。

TOKYO NODEは今後も、ビジネス、アート、テクノロジーエンターテイメントなどあらゆる領域を超えて、新たなものを生み出し、虎ノ門ヒルズエリアから新たな体験や価値、コンテンツを世界に発信してまいります。

開催概要/スケジュール
期間:2023年10月6日(金)~11月12日(日) (※7月20日の開催発表時より会期を延長しました)
会場:TOKYO NODE GALLERY A/B/C (東京都港区虎ノ門2-6-2 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 45F)
所要時間:約70分 (完全入替制)
主催:TOKYO NODE
機材協力キヤノン株式会社キヤノンITソリューションズ株式会社、LED TOKYO株式会社、株式会社イースタンサウンドファクトリー、株式会社ジーベックス、株式会社GRID
協力:株式会社クレッセント
公式サイトhttps://www.tokyonode.jp/sp/syn

チケット情報

●本パフォーマンスは小学生以上の方が対象です。なお15歳未満の方は保護者の同伴(事前予約・有料)が必要です。
●公式サイトチケットページからご希望日時を選択し、オンライン決済(クレジットカード)にてお支払いください。

※本パフォーマンスは、オンラインでの事前予約・全日日時指定の完全入替制です。
枠に余裕がある場合のみ、会場にて当日券を販売します。
※途中休憩や座席がない回遊型の体験です。
※ご予約回の時間枠のみ入場可能です。パフォーマンス途中での入場、途中退場はできません。
※障がい者手帳をお持ちの方は、学生チケット料金でご購入いただけます。当日会場にて障がい者手帳をご提示ください。

オリジナルフーディー(M・LLサイズ)

◇本パフォーマンスの見どころ

観客が会場に入り込むことで変容していく空間と、目の前に現れるダンサー
AI時代に変化する人間の”感覚”を問い直す、没入型パフォーマンス。

◇ストーリー
Prologue
あなたは当惑する。そこは非現実的で悪夢めいた、しかしすぐそこにある現実。AIは気鬱にも進化の 特異点を迎え、創造主である人類を解析するに至った。その思惑はもはや人類には分からない。不穏な音と光の中、あなたの感覚は簒奪される。


Main
その先の空間には巨大な「壁」がそり立っていた。「壁」は空間性を変化させながら、光と影を、生命を、形を次々と生んでゆく。感覚が拡張されたあなたは、めくるめく映像とダンスと共に、新たな世界の生成を体験。「壁」はやがてあなたをも飲み込む―。


【Epilogue】
それは来るべき世界へ向かうための通過儀礼かもしれない。辿りついた部屋であなたを待っていたのは―音楽。かつての音楽家の想念が時を超えて響く、福音だ。「壁」の向こうで、過去と未来が、幾層もの時空間が 響きあい、あなたの感覚と溶けあう。-


アーティストからのコメント

真鍋大度(まなべ だいと) アーティスト / プログラマ / DJ
私の作品の背後にある探求は、常に人間の身体と機械、脳の中の世界と私たちを取り巻く現実との関係性についてのものでした。この新作も、その延長上にあります。私は訪れる方々が、この作品を通じて自らの感覚や感性について深く思いを巡らせることを願っています。しかし、正直に言うと、この作品の制作過程で私自身が多くの疑問に立ち向かわざるを得ませんでした。それは、ライゾマティクスやイレブンプレイ、藤本隆行さんとの充実したディスカッションの中でのことでした。この作品は、従来の展覧会やパフォーマンスの枠組みを超え、新しい体験の領域へと拡がりました。これは意図したものではなく、制作の流れそのものが私たちをそこへと導きました。映像やVRの枠に留まらず、実際に作品と向き合うことで得られる独自の体験を、ぜひ皆さまに感じていただきたいと思います。

石橋素(いしばし もとい) エンジニア / アーティスト
このプロジェクトは最初に話を聞いてから1年以上経ち、長い間議論しながら内容も変化し、最終形が見えてきたと感じています。非常に挑戦的で、他のチームでは作ることが難しい内容になっていると思いますが、ELEVENPLAYと長い間一緒に作品を作っていく中で、自然にこの形に練られてきたと感じています。また、写真撮影では伝えられない要素があるのが特徴であり、多くの人に会場に来て、この空間でぜひ体験してほしいと考えています。

MIKIKO(みきこ) 演出振付家
1ヶ月以上続くロングラン公演は、ELEVENPLAYのプロジェクトとして初めての挑戦で、演出振付家としての夢でもありました。今回、その夢が叶う機会をいただき、非常に光栄なのと同時に身の引き締まる思いです。「見たことがないもの」を創造しようという大変な挑戦ではありますが、手探りで進む中で、いよいよ形となってきました。コロナ禍を経たからこそ学べた表現も落とし込み、現実世界で体験できる作品となりました。やっと生で体験していただけるパフォーマンスを行える時代が戻ってきたので、この時代だからこそ生まれた作品として、発表できればと思っております。

◇アーティストプロフィール

Rhizomatiks(ライゾマティクス)

ライゾマティクスは、技術と表現の新しい可能性を探求し、研究開発要素の強い実験的なプロジェクトを中心に、人とテクノロジーの関係について研究しながらR&Dプロジェクトや作品制作を行うクリエイティブチーム。アーティスト、デザイナー、エンジニアで構成され、ハード・ソフトの開発からオペレーションまで、プロジェクトにおける全ての工程に責任を持つ。また、外部のアーティストや研究者・科学者などとのコラボレーションワークを通じ、カッティングエッジな表現作品、研究を世の中に発表している。

真鍋大度(まなべ だいと)アーティスト / プログラマ / DJ

2006年Rhizomatiks 設立。身近な現象や素材を異なる目線で捉え直し、組み合わせることで作品を制作。高解像度、高臨場感といったリッチな表現を目指すのでなく、注意深く観察することにより発見できる現象、身体、プログラミングコンピュータそのものが持つ本質的な面白さや、アナログとデジタル、リアルとバーチャルの関係性、境界線に着目し、様々な領域で活動している。

http://daito.ws/

石橋素(いしばし もとい) エンジニア / アーティスト

東京工業大学制御システム工学科、国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)卒業。デバイス制作を主軸に、数多くの広告プロジェクトやアート作品制作、ワークショップ、ミュージックビデオ制作など、精力的に活動を行う。過去に、Ars Electronica 優秀賞、文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞。

ELEVENPLAY(イレブンプレイ)

演出振付家MIKIKO 率いるダンスカンパニー。Rhizomatiksとのコラボレーションを多く行っており、 "Sonar Festival", "Gray Area Festival"“MUTEK”に招聘されるなど、活躍の場を海外にも広げ、世界30都市以上で作品を上演するなど、国内外で精力的に活動している。

https://elevenplay.net/

MIKIKO(みきこ) 演出振付家

ダンスカンパニー「ELEVENPLA

Y」主宰。PerfumeBABYMETAL の振付・ライブ演出をはじめ、様々なMV・CM・舞台などの振付を行う。メディアアートのシーンでも国内外で評価が高く、新しいテクノロジーをエンターテインメントに昇華させる技術を持つ演出家として、ジャンルを超えた様々なクリエーターとのコラボレーションを行っている。

https://www.mikiko0811.net/#home


今回のロゴデザインとキービジュアルと手掛けたYOSHIROTTEN/YARからのコメント

"S" "y" "n" の文字は、コンピュータやデジタル機器のプログラミングや制御で使用される二進法の記号から着想を得ています。また、文字中央の太い線を連ねることで、タイトルである’地平線’を想起させ、上下に反復・増幅させると元のロゴとは異なる位置と組み合わせで"S" "y" "n" を発見できるようにデザインされています。

このロゴと、Rhizomatiks制作のイメージを組み合わせて、このパフォーマンスへの想像を膨らませることのできるキービジュアルが完成しました。

グッズ情報
販売期間:2023年10月6日(金)~11月12日(日)
販売場所:TOKYO NODE 45F GALLERY A前/虎ノ門ヒルズ ステーションタワー B2F 虎ノ門ヒルズカフェ

◇TOKYO NODEとは

2023年10月6日に開業する「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の最上部に位置する「TOKYO NODE」。イベントホール、ギャラリー、レストラン、ルーフトップガーデンなどが複合する、約10,000 平方メートル の新たな情報発信拠点です。 施設内には、ミシュランで星を獲得したシェフによるレストランや、イノべーティブなプレイヤーが集まり共同研究を行う「TOKYO NODE LAB」も併設。NODE=結節点という名のとおり、ビジネス、アート、テクノロジーエンターテイメントなどあらゆる領域を超えて、新たなものを生み出し、世界に発信していく舞台となります。

配信元企業:森ビル株式会社

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