プチ整形の体験記を日本で初めて記事化した美容オタクのライターM子と美容クリニック業界のプロモーター歴30年のX男による「美容整形の真実を語る企画」の第9弾!あるWebメディアのランキングにて、「見た目がずっと変わらないと思う40代の女優は?」というアンケートを実施した結果が今話題だ。トップに輝いたのは、若々しさ満点の女優・内田有紀(47)。2位は、安達祐実(41)、3位は深田恭子(40)がランクインした。この3人の若々しさの決め手は、はたしてどこ?今回は内田有紀編を、前回に続き、東京・渋谷区の「R.O.clinic(アールオークリニック)」の呂秀彦院長にお尋ねしてみた。

M子:内田有紀さん、美しいですよね~。まさに、歳をとればとるほど美しくなる、という言葉がピッタリです。まったく変わってない!先生から見て、どこか変わっているところはあります?

呂:全体的にお肌の張りや弾力が若干なくなってきた感じはありますが、同年代の女性に比べると段違いにお若いと思います。女性の美しさは、内面的な事にも影響されますので、今はすごく充実されているのではないでしょうか。お肌のケアも十分されていると思いますよ。

M子:彼女は夜中に天ぷらを食べると話していたことがあるのですが、夜中の天ぷらなんて危険すぎます!彼女は、美容のケアとして顔だけでなくボディを含めて、何をしているように思われますか?

X男:夜中に天ぷらを食べるのは、いただけないですねえ。昔に比べて今のほうが少し痩せて引き締まった印象がありますので、ジムなどでトレーニングをストイックにやられているのでは?

M子:夜中の天ぷらも、ただ一度だけのことを大袈裟に話しているかもしれないしねー。と、女性としては思いたい(苦笑)。一般の方が、内田さんのような美肌になるには、どうしたらよいのでしょう?

呂:IPLなどの機械治療や美容点滴、最近人気がある美容マシンのポテンツァなどをうまく取り入れるのがよいでしょうね。

M子:ホントうらやましい。老けない女優さんは童顔が多いけれど、内田有紀さんは珍しく、童顔と大人顔のはざまに見えます。先生の考える童顔と老け顔とは、どんなお顔でしょうか?

呂:「童顔の法則」は、白銀比といいます。白銀比は「1:1.4」、黄金比は「1:1.618」といって、縦横の比率(それぞれ横幅:縦幅)の割合のこと。自然界の多くに存在する調和の比で、人間にとっても安定した最も美しい比率が黄金比です。でも、どちらかというとその次に美しいといわれる白銀比に近いのかなと思います。ですので、ある程度年齢を重ねてもお若いイメージがあるのではないでしょうか。

X男:よく、昔美人だった人は、老けやすいって聞きますけど、そのあたり先生どうですか?

呂:若い時に面長で西洋的な美人顔だった人は、年齢とともに頬、こめかみ、目の上が凹み、映画に出てくる魔女のような顔つきになってしまします。その点、内田さんは、丸顔(白銀比っぽい)ですのでいつまでもお若くみえます。

M子:魔女顔は、年齢以上に老けた印象が持たれがちですもんね。

X男:さらに肌が汚いと、よけいに老けて見えますからね!

M子:今のお手入れが重要ですね!夏の疲れがお肌に出る秋、彼女のような美肌になるためのおすすめの美容術を教えてください。

呂:夏の日差しで傷んだ肌は、水分を失って乾燥してきますので、美白治療、エレクトロポレーションなどの保湿を徹底的に。また、ポテンツァ+ウルトラフォーマーの組み合わせなども疲れたお肌に効果的です。最近の美肌医療は、単体での治療ではなく組み合わせによる治療が効果も上がるので、組み合わせ治療が常識になっています。

M子:最後に、食欲の秋なので、太らないためのサプリとか、新しいダイエット術、内側から綺麗になる注射があったら教えてください!」

呂:高濃度脂肪溶解メソケミカルやインディバかな。また、採血をし、ご自身のお体の栄養解析を行って、必要な栄養素を処方したオーダーメイドサプリメントはすごくいいですよ。

【 連載コンビ・プロフィール】

M子:美容と芸能のライター歴25年。誰もチャレンジしない時代に、女性誌で初めてプチ整形を体験取材した一人。美容整形への風当たりが強い時代から美容術の「今」を追っている。

X男:美容整形業界に長く在籍し、コーディネーターとしてTV・出版業界、芸能事務所、財界にも太いパイプを持つ。

アサジョ