沖縄の南の熱帯低気圧は南下して消滅し、小笠原諸島の東の熱帯低気圧は北東進して日本列島から離れる見込みですが、引き続き熱帯由来の水蒸気を北上させています。このため、大気が不安定となって所によって激しい雨が降る状況は続いています。
潜在的な秋雨前線が北日本から対馬海峡にもありますので、きょうは、九州と北日本・北陸では雨が降りやすく、雷を伴って激しく降るところもあるでしょう。
その他の地域は晴れ間もありますが雲の多い天気となり、所によりにわか雨や雷雨がある見込みです。
気温は全国的に平年より高く、日中の厳しい残暑は、来週の彼岸の日(秋分の日)まで続く見込みです。

気象予報士・饒村 曜)

13日午後9時の予想天気図。