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 アメリカ、フロリダ州の同じ地域に2つ目の陥没穴が出現した。直径23mの穴が開いた3か月後、今度は直径15mの穴が開いたのだ。

 地域住民らは1つ目より小さかったことに少し安堵していたようだが、今後も陥没穴が続々と開いていく可能性は否定できない。

 この地域の地下に何がおきているのか?

【画像】 フロリダの同地域に2つ目の陥没穴が出現

Sinkhole reopens in Lakeland neighborhood, officials say

 フロリダ半島中央部に位置する、フロリダ州ポークレイクランド市で2つ目の陥没穴が出現した。

 今回陥没穴が発見されたのは、スコット・レイク・ロードとエイデン・レーンにある私有地で、直径15m、深さは3.7mほど。

 今年6月、直径23mの1回目の陥没穴が出現した場所に近いという。

 フロリダ州の緊急事態管理当局によると、陥没穴は郡の道路や家屋に被害を与えることはなかったそうだ。

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 両方の陥没穴の場所は、レイクランドに住むデブラ・ケズフ氏とジョセフ・ケズフ氏が運営する「エーカーズ・アット・スコット・レイク LLC」社が所有する敷地内にある。

 約10エーカーの敷地内では、今後住宅6戸の分譲する計画があったそうだが、地域住民らは、頻繁に陥没穴が開く場所を分譲すべきではないと主張している。

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井戸の採掘が原因か?

 いったいなぜ、陥没穴が次々に出没したのか?

 前回の陥没穴が発生した際、当局はその原因として、現場で行われた井戸の掘削が関係しているとの見解を示した。

 新しい陥没穴の発生も、前回と同様の要因なのかどうかは、更なる調査が必要となる。

 なお2つ目の陥没穴は所有者が依頼した請負業者により埋め立てが行われる予定だという。

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written by parumo

 
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フロリダで同じ地域に2つ目の陥没穴が出現、1つ目は3か月前