公益財団法人サントリー文化財団(理事長 鳥井信吾)は、第45回「サントリー地域文化賞」を下記の5団体に贈呈することを決定しました。
本賞は、地域文化の発展に貢献した団体・個人を顕彰するもので、原則として毎年5件を顕彰しています。受賞者には正賞として楯、副賞として300万円を贈呈します。
1979年の本賞創設以来、本年度の受賞者を加えると240件を顕彰、受賞者は全都道府県にわたっています。
なお、贈呈式は10月31日(火)に大阪で行う予定です。
◎受賞者は次の通りです。
全国女性落語大会の運営等を通じ、地域の落語文化発展に貢献
代表 若狭小浜ちりとて落語の会代表 西村 光弘(にしむら みつひろ)氏
着物の染色に用いる型紙の精緻な手彫り技術の練磨と伝承者の育成に努める
代表 伊勢型紙技術保存会会長 内田 勲(うちだ いさお)氏
多様な芸能の復興を通して伝統の祭の活性化に取り組む
代表 和歌祭保存会会長 和中 美喜夫(わなか みきお)氏
貴重な文学資料の調査・収集・保全を続け、「広島文学」の意義を発信
代表 広島文学資料保全の会代表 土屋 時子(つちや ときこ)氏
子どもの表現力を育み、地域を元気にする質の高い演劇活動
代表 特定非営利活動法人鳥栖子どもミュージカル事務局長 有馬 治子(ありま はるこ)氏
◎選評・受賞者活動概要については、下記URLよりご覧ください。
https://www.suntory.co.jp/news/article/14460-2.html
◎選考経過
本賞は、全国各地の芸術、文学、伝統の保存・継承、衣食住での文化創出、環境美化、国際交流などを対象とし、選考にあたっては、地域の意見・評価を十分尊重するため、全国各地の新聞社ならびにNHKから推薦をいただいています。推薦いただいた候補について、書面審査のあと現地調査を行い、活動実績、その独自性、地域の文化向上に与えた影響、継続性および将来への発展性などの選考基準に照らした慎重な選考により、受賞者を決定しました。
◎選考委員
飯尾 潤氏 (政策研究大学院大学教授)
磯田 道史氏 (国際日本文化研究センター教授)
沖本 幸子氏 (東京大学教授)
梯 久美子氏 (ノンフィクション作家)
夏井 いつき氏 (俳人)
御厨 貴氏 (東京大学名誉教授)
◎「公益財団法人サントリー文化財団」について
当財団は、サントリーの創業80周年を記念して、1979年2月に大阪で設立されました。その目的は、国際化、情報化の時代に応えて、それを支える学術研究の育成、文化活動の振興ならびに国際理解の促進に寄与することにあります。
ホームページ https://www.suntory.co.jp/sfnd/
以上
配信元企業:サントリーホールディングス株式会社
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