AZの日本代表DF菅原由勢(23)に対して、リバプールが関心を寄せているようだ。

今夏の移籍市場ではフルアムなどプレミアリーグのクラブから関心もあった菅原。結局AZに残留することとなったが、その評価はかなり高いようだ。

サイドバックだけでなく、サイドハーフウイングでもプレーした菅原。名古屋グランパスから加入し、5シーズン目を迎えている中、公式戦通算163試合10ゴール22アシストを記録し、エールディビジサイドバックの中でも、その安定したパフォーマンスはトップクラスとされている。

リバプールにはイングランド代表DFトレントアレクサンダーアーノルドが君臨しているが、そのバックアッパーはかなり乏しい状況。リバプール専門サイト『Anfield Watch』によれば、菅原をそのバックアッパーに置きたい考えがあるようだ。

2019年夏に名古屋を離れた菅原。AZとの契約は2025年夏までとなっており、移籍金は2000万ユーロ(約31億6000万円)程度と見られているという。

中盤の選手が大量にチームを去ったこともあり、急遽獲得されたのが日本代表MF遠藤航(30)。すでに試合にも出ており、ポジション確保に向けて再びチームで戦っていくこととなる。

さらに、アルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスターハンガリー代表MFドミニク・ソボスライと中盤の選手に資金を投下したこともあり、守備陣の補強には動けていなかったが、菅原をそこにリストアップしているようだ。

日本代表としても右サイドバックに定着しつつある菅原。高いレベルでのプレーを望むなら願ってもない話だと思うが、1月までにパフォーマンスを上げて実現することになるだろうか。