株式会社主婦の友社が7月31日に発売した『老いの地平線 91歳自信をもってボケてます』は、91歳の評論家・樋口恵子さんが「老いても老いても、果てがない。何歳になっても老いは続く」からこそ、実践している「ボケを恐れすぎず、社会とつながりながら自分らしく楽しく生ききるための秘訣」について、痛快な文章でつづられた一冊です。本書を読んだ方から「老いることのリアルがわかる」「自分の親に読んでほしい」など反響が集まり、Amazonランキングではジャンル1位を獲得するなど(※)初速が好調なことから発売2週間で重版が決定。このたび重版出来となりました。

『老いの地平線 91歳自信をもってボケてます』

【Amazon】 https://www.amazon.co.jp/dp/4074555220

※2023年8月6日調べ Amazon売れ筋ランキング 1位 本>日本文学(名言・箴言)ジャンル

  • 「老いても老いても、果てがない。何歳になっても老いは続く」

夫を見送り、80代で家を建て替え、乳がんの手術をし、今なお仕事を続けている評論家の樋口恵子さん、91歳。「ボケを恐れすぎず、夢を追い求める暮らし、生き方」は脳科学者も絶賛します。

本書の巻頭グラビアでは、猫と暮らす樋口さんの普段の暮らしから家実例」「100歳へ向けて 人生「脳によい8の習慣」「91歳が安心して住めるアルバム」を紹介。新作エッセイも多数掲載しています。

この本を読めば「老いの地平線」=最晩年まで脳を育て続け、ボケすぎずに社会とつながり、大夢を画(えが)いて笑って生きられます

樋口さんの飼っている大型猫 メインクーン

  • 読者からのコメント紹介

◎著者は90歳代で、自分は75歳だけど、こういう先輩の話を読んで、自分はこれから1年1年ずつだな

断捨離」って言われて、整理していくのも良いけど、気持ちが入っているもの(服や本など)、思い出に囲まれているのは「脳に良い」こと、という記述には「あ~なるほどな」と納得。

確かに少しずつ整理していくのも大事。でも、好きなものが周りにあるのは、脳も心も良い刺激を得ているのは確か、元気になれる。そんなに多くないものなら、自分がいなくなったら残った人に全部処理してもらえば良いし。

やはり気持ちは前向きでいなきゃだね、少し心が軽くなった感じがしました。

アラフィフの自分もためになり、後期高齢者の母にもすすめたい

おしゃれでユーモアを忘れない。社会に関心を持ち働きかけていく、樋口恵子さん。

75歳になった母にも読んでもらいたいと思いました。

母も辞める辞めると言いながらも、若い頃からの仕事をずっと続けています。

社会と関わるのは良い事だらけです。

アラフィフの私には未知の領域のことも多いですが、

あの時樋口さんの本で読んだけどこういうことだったのね、と悟る日が来るのでしょう。

91歳で活躍される樋口さんの本を読んで、私も頑張らなきゃなと元気をもらいました。

図書館勤務 M理子さん 49歳)

老いと折り合いをつけながら生きていく

『いつも電話で話していた人は耳が遠くなったから文字で書いてほしいと言い、右手の指三本が使えなくなった人は電話で話してほしいと言い。(本文中略)

要するに、老いこそ多様なのです。老いというと十把一絡げのように思われるけれど、実はその人が使える残された感覚と能力というのは非常に個性的。いろいろな老い方があるのです。』

人々の多様化が叫ばれるようになった今でも、老人の多様化にほとんどの人が気づかないのは確かです。

わたしの母は90歳近くなっても耳は普通に聞こえていたのに、

アマネさんが大声で話をするのが気に入らないと注文を付けたことがありました。

確かに耳の遠い老人は多いのでしょうけど、そうではない人にとって

大声はストレスだと気がつけなかったのでしょうね。

足腰の筋力が落ちるということは理解されても、

握力が落ちて字が書けなくなるというのを理解されないことが多いのです。

友人の母親が役所に提出する介護関連の書類で、全文を本人の手書きでという指示があったのです。

サインを書くのがやっとの老人にこういうことを強いるのってビックリしたり、怒ったり。

でも、こういう事って当事者にならないとわからないのです。

 老いることによって生まれる様々なことを知ること、

それとうまく折り合いをつけることが大事だなと気づかせてくれる本でした。

(小林ひろこさん)

◎上野千鶴子さんとの対談が楽しい!

軽快にテンポよく読めて楽しいのに為になる。

知らなかった樋口先生のことも色々知れて一石三鳥以上の価値がありました。

上野先生との掛け合いも軽妙。難しい理論もストンと入りました。何年かごとに読み直したい書籍です。

(山本尚美さん)

◎脳に良い生活習慣のヒントもいっぱい

年をとることは誰にとっても避けられないこと。

でも著者のように前向きに受け止めて自分らしく生きることができれば、老いていくのも楽しめそうです。

オシャレで若々しい著者の生き方に憧れるのはもちろん、

著者のようにアクティブに自然体に生きたいと思いました。

脳に良い生活習慣のヒントもいっぱい。今70代の母にも勧めてみたいと思う、素晴らしいエッセイでした。

(有隣堂ららぽーと海老名店・谷口優希さん)

◎樋口先生からエールをもらえたよう

樋口恵子先生の明るく、前向きな生き方に、女性ももっと社会に出て、

うまく制度を利用しながら生きていく指針のようなものを感じました。

老いは皆くることだけれど、どう生きるか等、自ら選び、進んでいく

後押し、エールを受けているかのようでした。

(大野理恵子さん)

◎初めて樋口さんの書籍を読みました。読書会ができたら

90歳などまだまだ先だと思ってはいましたが、いやいや、光陰矢のごとし、

あっという間にアビバではないですが、自分も高齢者の一員にいつかはなるのだと思っています。

それにしても90歳までお元気で執筆もしてしまうという元気さは、本当に素晴らしい!

それに。84歳で家を建て替えるというのも本当に素敵です。

人は年をとることに、恐れおののき、本当に不安になるものですが、

年をとることはあがなえないものなので、仕方ないとあきらめ、

ただその過程を少しでもゆるくしなくては、いろいろなことを知っておき、

周りを助けて、周りに助けられて、みんなで力を合わせて生きていきましょう!

とそのような気持ちにさせてくれる一冊です。

樋口先生がいらっしゃれば尚更ですが、このような書籍を囲んで、

読書会、高齢者の方、また年をとることに不安を感じている方の読書会などできたらいい社会だなと思います。

(佐伯敦子さん)

  • スペシャル対談2本を収録

〇樋口恵子さん×上野千鶴子さん(社会学者)「”貧乏ばあさん”でも慌てない 今から準備できること」

〇樋口恵子さん×瀧靖之さん(脳科学者)「ボケすぎない樋口さんの暮らし方とは」

              樋口さんの長年の好物 巴里・小川軒のレーズンサンド

  • こんな方におすすめ

認知症と老後貧乏・孤独への不安、超高齢期に多少ボケても、自分の美点や尊厳を失わずに生き続けたいと願う人へ、樋口さんの暮らしグラビアや痛快エッセイは、必ずよき老いへのヒントをくれるはずです。

・ボケるのが怖い人

・老後の暮らしを心配している人

・まだまだ夢をもって超高齢期を迎えたい人

・親や祖父母世代が認知症になったらどうしようと悩む若い人

どんな世代にでも、男女差なく読んでいただきたい本です。

  • 樋口恵子さんが実践する「ボケにくい8の習慣」

1.モノは捨てない

2.おしゃれ心を忘れない

3.たわいもない話をする&筆まめに

4.猫を愛する

5.社会に関心を持ち続ける

6.花を愛でる

7.なるべく自力で歩く

8.いつまでも食いしん坊

樋口さんが、長年少しずつ集めたブローチ。「とくにパールが好きです。どれも中級品ですけどね(笑)」

  • 目次

はじめに

第1章 老い方、ボケ方、人生いろいろ

スペシャル対談 ボケすぎない樋口さんの秘訣とは 

 瀧靖之さん(東北大学加齢医学研究所教授)×樋口恵子さん

第2章 思い出を生きる力に

第3章 老年よ、社会を見、財布を抱け

第4章 捨てるより、好きなものに囲まれて

第5章 多病息災 百歳確実

第6章 91歳、本当は「ひとりでも大丈夫」じゃない

スペシャル対談 「貧乏ばあさん」でも慌てない今から準備できること

 上野千鶴子さん(社会学者)×樋口恵子さん

第7章 「多死社会」を生きるあなたへ、エール

おわりに

  • 著者プロフィール

樋口恵子(ひぐち・けいこ)

1932年生まれ、東京出身。東京大学文学部卒業。時事通信社学習研究社勤務などを経て、評論活動に入る。東京家政大学名誉教授。NPO法人高齢社会をよくする女性の会理事長。『大介護時代を生きる』『老いの玉手箱』など著書多数。

  • 書誌情報

タイトル:老いの地平線 91歳自信をもってボケてます

著者:樋口恵子

定価:1,650円(税込)

発売日:2023年7月31日

サイズ、ページ数:四六判、208ページ

ISBN:978-4-07-455522-2

電子書籍もあり

【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4074555220

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