YouTuberのタケヤキ翔が2023年9月14日に自身のYouTubeチャンネルを更新。日本一事故の多い名阪国道を実際に走り、その様子を動画で公開した。

参考:【写真】“廃墟と化したSA”に潜入……「日本一事故の多い」国道

 タケヤキ翔によると、名古屋と大阪間の移動において、名阪国道高速道路の所要時間は1時間も変わらないという。加えて、名阪国道なら3000~4000円安くなることや若い人も多く使用すること、極端に狭い車線やスピードを出す人が多い割に急カーブがあることなどから、事故が多いのではないかと推測した。

 動画ではオメガカーブ(上から見ると”Ω”の形をしているカーブ)で事故が多発していると話し、慎重にその道を通過していく。道中にはカーブの危険さから潰れてしまい、廃墟と化したサービスエリアが紹介されたり、一見廃墟のように見えるが1店舗だけ運営している伊賀上野サービスエリアへ向かったりと名阪国道ならではのスポットも紹介された。

 今回約200kmと過酷なドライブ動画を公開したタケヤキ翔だが、過去には「【東京→大阪】フェリーで1泊2日!片道20時間を完全個室で船旅してみた。」や「【大阪→東京】え?日本一安い500円の激安夜行バスの車内がとんでもなかった…」といった動画も公開している。

 そしてこのタケヤキ翔が公開する「長距離移動動画」は、ファンから根強い人気を誇る。コメント欄には「他の人がやらないようなキツい企画もやる姿勢が翔くんらしく、尊敬します!」「船旅ってなかなか経験しないからこういう動画観れるの嬉しい!」といった声が多く寄せられている。

 果てしない距離を膨大な時間をかけて移動したり、噂には聞いたことがあるが実際にアクセスしづらい場所に行ったりと、見ているファンからするとタケヤキ翔の動画越しに経験を積んだような感覚になるのだろう。

 この「自分ではできないけど気になる」といった、視聴者の好奇心をくすぐる絶妙なラインが、タケヤキ翔の長距離移動企画の人気の秘密なのではないだろうか。

(文=大里直也)

動画サムネイルより