『Amazing Muaythai,Road to Rajadamnern × Shimizu presents BOM 44』が10月1日(日)に開催される。会場は神奈川歯科大学体育館(神奈川県

今大会には吉成名高、品川朝陽、吉成乃亜が参戦する。

・吉成名高(横須賀出身/タイ2大殿スタジアム2冠、その他世界王座含む9冠))
・品川朝陽(横浜出身/ BOM フェザー級王者、その他世界王座含む7冠)
・吉成乃亜(横須賀出身/スックワンキントーンサマックレン48kg)

横須賀出身の吉成名高は2018年12月にラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王座を獲得、2019年4月にはルンピニーの同級タイトルも獲得し、日本人初のラジャダムナン・ルンピニー統一王者に輝いた。

今年7月にはラジャダムナンスタジアム認定フライ級王座も獲得し、外国人として史上初のラジャダムナンスタジアム2階級制覇王者に。その後も快進撃を続け、8月12日には、タイ・ラジャダムナンスタジアムにて開催された『ラジャダムナン・ワールドシリーズ(RWS)』のメインイベントで同スタジアム認定フライ級タイトル初防衛戦を行い4RKO勝ち、現在23連勝を誇る。

また、タイスポーツ省承認のWMO(世界ムエタイ機構)が、パウンド・フォー・パウンドPFP=全階級で体重差のハンデがない場合、誰が最強であるかを指す称号)ランキングを発表し1位にも輝いている。

品川朝陽は名高と共にジュニア時代から様々なアマチュアタイトルを獲得し、WBCムエタイ世界スーパーバンタム級王座などのタイトルを次々と獲得。2021年12月にはONEと本戦契約をし、のちにONEムエタイ世界ストロー級王者となるジョセフ・ラシリと対戦経験もある。

前戦となった8月のBOMでは、プロムエタイ協会とムエサイアムのタイトル獲得歴があるムーンペットを左ボディブローで初回KOでリングに沈めた。

吉成乃亜は吉成士門の姉で、爆発的な攻撃力を武器にスックワンキントーンサマックレン48kgタイトルを獲得している。

名高と朝陽、乃亜の三者の対戦相手は現在調整中、決定次第発表となる。

なお、今大会は今年6月20日に永眠した、自民党県連元幹事長の竹内英明氏を偲ぶ追悼大会として開催。BOMプロモーションはタイの伝統文化の一つムエタイを日本に普及する活動、格闘技 = スポーツとして世界に広める活動を行っており、その活動を応援していた竹内氏への敬意を込めて、竹内氏の愛した地元横須賀での開催場所となった。追悼式典では、代議士小泉進次郎氏の登壇も予定されている。

さらに、タイ観光庁とラジャダムナンスタジアムの協力により、試合終了後にはファンイベントの時間を設け、選手との記念撮影やサイン会も行う。

記事提供:BOM

外国人として史上初のラジャダムナンスタジアム2階級制覇王者となった吉成名高