マンチェスター・ユナイテッドは、イングランド代表FWジェイドン・サンチョに関する声明を発表した。
3日に行われたプレミアリーグ第4節のアーセナル戦でメンバー外となったサンチョ。試合後にエリク・テン・ハグ監督が「トレーニングでの彼のパフォーマンスによって、我々は彼を(招集メンバーに)選ばなかった」と説明していた。
一方で、サンチョはテン・ハグ監督の発言を糾弾。「不公平だ」と自身のX(旧ツイッター)に投稿し大きな問題に。反響の大きさもあったからか、その投稿をサンチョは削除していた。
監督との確執が明るみに出たサンチョだが、ドルトムント時代から大きな問題とされてきた遅刻癖がまだあるとのこと。練習態度も含めて、完璧を求めるテン・ハグ監督には物足りなかったと見られている。
そのサンチョはチームに居場所がない中で、サウジアラビアやカタールへの移籍も噂されたが、本人が拒否。ユナイテッドは売却に動いているが、どうやらそれは叶わないことになりそうだ。
そんな中14日、ユナイテッドはサンチョに関する声明を発表。チームのトレーニングから外れるとした。
「ジェイドン・サンチョは、チームの規律の問題が解決するまで、ファーストチームのグループから離れてパーソナルトレーニングプログラムに参加し続けることになる」
詳細は明かされていないが、サンチョはこれで完全に構想外になることが決定。ファーストチームを外されることとなり、今後は問題が解決するまでは試合に絡むことはなくなると見られる。
2021年7に移籍金7500万ポンド(約137億5000万円)でユナイテッドに加入したサンチョ。ここまで公式戦82試合で12ゴール6アシストに終わっており、期待力は程遠い成績となったが、ここにきて残念な結末を迎えることになりそうだ。
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