清水エスパルスは15日、チケットの不正転売について報告した。

今回発覚したのは、10月7日に行われる明治安田生命J2リーグ第38節のジュビロ磐田との“静岡ダービー”のチケットだ。

共にJ1昇格を目指す中でのダービーマッチ。そんな中、流通サイト等で高額での転売が確認されたとのことだ。

清水によれば、この試合のチケットは購入者または入場資格者の氏名・連絡先を確認した上で販売し、「チケット不正転売禁止法」の対象となる「特定興行入場券」となっているとのこと。営利を目的とした不正転売は違法行為となるという。

なお、不正転売禁止法では、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金、またはその両方が科せられるという罰則が設けられており、清水は違反行為と判断した場合、チケット取得・購入者の照会を行い、「返金を伴わない当該チケットの無効化、返金を伴わない会員資格の無効化及び退会処分」など、必要な措置を講じていくとのことだ。

さらに、悪質な事案に対しては警察に通報し、然るべき対応をしていく予定としている。