株式会社アクセスセキュリティ(所在地:東京都中央区、代表取締役:古田 貴行)は、全国の図書館員として働く方を対象に「図書館員が働く上での意識調査」を実施しました。

全国に3,000以上あると言われる公立図書館。学校や企業が設置している図書館を含めるともっとあると言われています。
通っている学校や地域にある図書館にお世話になったという方も多いのではないでしょうか。

そんな図書館で働くのはどのような方なのでしょうか。
どれくらい本が好きなの?普段どれくらい本を読んでいるの?など少し気になりませんか?

そこで今回、多くの図書館が採用する入退館管理ゲートを開発する株式会社アクセスセキュリティhttps://www.access-security.co.jp/)は、全国の図書館員として働く方を対象に図書館員が働く上での意識調査」を実施しました。

調査概要:大学の図書館についての調査

【調査期間】2023年7月20日(木)~2023年7月21日(金)

【調査方法】インターネット調査

【調査人数】1,001人(大学図書館の職員500人、大学の事務職員501人)

【調査対象】大学図書館の職員および大学の事務職員

【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

  • 図書館員の勤務年数】およそ2割が10年以上働いていると回答

はじめに、図書館で働き始めた理由を伺いました。


■あなたが図書館で働き始めた理由を教えてください
図書館という場所が好きで、色々な本に出会い、たくさんの人に本を読むことの楽しさを味わってほしいと思ったから(30代/女性/愛知県
・本の匂いが好きだから(30代/女性/埼玉県
・本が好きなこと、大学で図書館学を学んだため(40代/女性/神奈川県
・本に囲まれて仕事することが幼少期からの夢でもあったから(40代/男性/埼玉県

これらの回答が寄せられました。
本や図書館が好きで、本に携わりたいという理由から図書館で働いている方が多いようです。

次に、現在の雇用形態を伺いました。


「現在の雇用形態を教えてください」と質問したところ、正社員(72.2%)』と回答した方が最も多く、次いで契約社員アルバイト(18.4%)』『アルバイト・パートタイマー(7.4%)』『派遣社員(1.6%)』『個人事業主(0.4%)』と続きました。

図書館員の約7割が正規雇用、およそ3割が非正規雇用であることが明らかになりました。

続いて、勤務歴を伺いました。

図書館員としての勤務歴を教えてください」と質問したところ、『1~3年未満(27.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『3~5年未満(24.1%)』『10年以上(19.9%)』『1年未満(15.3%)』『5~10年未満と続きました。

およそ半数の方が、1~5年図書館で勤務していることがわかりました。

  • 図書館司書の資格を持っている方は全体の約7割

前述の調査で、10年以上図書館員として働いている方はおよそ2割であることがわかりました。

また、約7割が正規雇用であることも明らかになっています。

一般的に正規雇用で働く図書館員の方は、図書館司書の資格が必要ですが、どれくらいの方が持っているのでしょうか。


「“図書館司書”の資格を持っていますか?」と質問したところ、7割以上の方が『持っている(74.0%)』と回答しました。

ほぼ正規雇用の方の割合と同じ結果となりました。
では、図書館員の方は、今の職場で働く以前から図書館員として働いていた方が多いのでしょうか。

「現在の職場で働く前も図書館員でしたか?」と質問したところ、およそ6割の方が『はい(57.1%)』と回答しました。

図書館員は、図書館司書の資格を活かし、長く働ける職種であると言えそうです。

  • 【多岐にわたる図書館業務】現在の職場で不満に思っていることとは

ここまでの調査で、図書館員の約7割が、図書館司書の資格を持っていることが明らかになりました。

では、普段の業務内容について伺ってみましょう。


「普段の業務内容を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『カウンター業務(61.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『配架・書架整理(55.5%)』『蔵書点検(44.2%)』『選書(27.8%)』『イベント企画・運営(21.5%)』と続きました。

多岐に渡る仕事をしている図書館員ですが、仕事内容に不満な点はあるのでしょうか。

「現在の職場で不満に思っていることを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、図書館の設備や機能(34.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『職場の雰囲気(29.2%)』『人間関係(25.9%)』『雇用条件(給与や手当、勤務時間など)(25.5%)』『特にない(17.7%)』と続きました。

約3割の方が図書館の設備や機能などハード面での不満を抱えていると回答しました。
具体的にはどのような不満があるのか伺ってみましょう。

■設備や機能面で不満に思っていることとは?
・エアコンがない(30代/男性/岩手県
・動線がよくない(40代/男性/広島県
図書館の本棚が古い(40代/男性/岐阜県
・施設が古く、空調が不安定(50代/男性/北海道

図書館が古く、設備が老朽化していたり動線が整っていなかったりするという回答が多く寄せられました。
図書館の設備は、利用者の快適な利用にも影響するため、改善してほしいと考える方が多いのではないでしょうか。

  • 図書館員としての働き方で改善したいのは「仕事量」「勤務時間」

ここまでの調査で、図書館員の業務は多岐に渡ることが明らかになりました。
また、主に図書館設備や機能面に不満を持っている方が多いこともわかりました。

では、図書館員としての働き方について、改善したい点はあるのでしょうか。


図書館員としての働き方で改善したいポイントはありますか?(複数回答可)」と質問したところ、『ひとりあたりの仕事量(44.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『勤務時間・日数(37.9%)』『給与・手当(30.5%)』『残業(23.6%)』『特にない(10.5%)』と続きました。

4割以上がひとりあたりの仕事量と回答しました。

また、勤務時間や日数と回答した方も4割弱いるという結果が出ました。
図書館で働く方の人手が足りず、ひとりあたりの仕事量が多くなり、勤務時間が長くなっている方が多いと推測できます。

最後に、図書館で働く中で得をしたことはあったか伺いました。

図書館で働く中で得をしたなと思うことがあれば教えてください!
・一足早く新書が読める(40代/男性/広島県
・普通の事務畑とは違った経験ができる。趣味と実益を兼ねられる(40代/女性/神奈川県
・特殊な古い本を見ることができます(40代/男性/福島県
・知らない書物に触れて、より一層踏み込んだ内容を理解することができること(40代/男性/東京都

これらの回答が寄せられました。

  • 図書館員が働く上での不満や改善点が明らかに!

今回の調査で、図書館員の業務は実に多岐に渡ることが明らかになりました。
また、図書館で働く中で、図書館の設備や機能面に不満を抱えている方が多いこともわかりました。

設備や機能は図書館利用者の快適さにも影響するため、改善してほしいと考える方が多いようです。
さらに、図書館員としての働き方について、ひとりあたりの仕事量が多く、残業が多い、休みがとりにくいという現状が浮き彫りになりました。


■在館管理システム(在館者数表示システム)の特長
リアルタイムで在館者人数の割合・人数表示ができるため、混雑状況の把握ができます
・混雑状況がカラー表示で一目で確認できます
コロナウイルスなどの感染症対策として密集・密接を避けるための入館規制をする目安が分かります
・混雑状況や入館規制などのご案内を、非接触で来館者様へお伝えできます

在館率が表示されていることにより、来館者様も図書館スタッフ様も分かりやすく在館者数を把握できます。
コロナウイルスなどの感染症対策のみではなく、在館状況を一目で把握できるシステムであるため、図書館ご利用者様・スタッフの皆様に多目的にご利用いただける製品となっております。

■在館管理システム(在館者数表示システム)誕生~初導入までの経緯~
来館者様およびスタッフの皆様が、図書館をより利用しやすくなる環境を整えるため、数十年前よりある弊社の在館管理システムを応用し、在館状況を表示させるシステムの製作を進めていました。より充実した在館管理システムの検討を重ねていた時、2020年 世の中ではコロナウイルスが流行し始めました。

図書館(大学)様へ「在館管理システムを応用し、在館状況が表示されるようなシステムがあれば検討価値ありますか?」というご提案をしたところ、「それは良いシステムだね。ぜひ導入したい。」と前向きなお話をいただき、御見積を提示、即ご導入いただきました。
そして在館者数表示システム導入後も「コロナ対策にも非常に有意義なシステムだ」とご評価いただくことができました。

コロナウイルスなどの感染症対策にももちろんですが、図書館内の在館状況(混雑状況)を利用者様と共有することにより、最適な空間を提供できる環境が整います。

皆様の日々大変な管理業務の一助になれば幸いです。

コストをかけずに蔵書を守るセキュリティの導入を可能にします。
最適な製品をご提案しますので、まずはご相談ください。

図書館システム、入退館管理ゲート、セキュリティ設備については株式会社アクセスセキュリティまでお問い合わせください。

株式会社アクセスセキュリティhttps://www.access-security.co.jp/
図書館システム:https://www.access-security.co.jp/product/?ca=1
在館管理システム(在館者数表示システム):https://www.access-security.co.jp/school/
TEL:03-3661-6213
お問い合わせ:https://www.access-security.co.jp/contact/

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