成功を収めたひとりの独身男性・バチェラーが、運命のパートナーを探す恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』シーズン5の最終話Prime Videoで配信された。今回、バチェラー・長谷川惠一と見事結ばれたのは大内悠里。既に婚約もしているという2人に、『バチェラー・ジャパン』の魅力と2人の現在について話を聞いた。

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■自由にデートできるようになって…「ディズニーに行きたい」

ーー『バチェラー・ジャパン』シーズン5を終えて、現在はどのような生活をしているのかお聞かせください。

大内:今は一緒に住んでいます。お互い東京と名古屋を行き来しながら一緒に住み始めて、東京でお店も出しました。従業員がまだいないので、毎日お店に立ってますね。事業ブーストかけにきたとか書かれていますよ(笑)。

長谷川:一緒に住むにあたって、新たに家を借りました。

ーー『バチェラー・ジャパン』参加後の反響はいかがでしょうか?

長谷川:私は前回『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2にも参加していて、背が大きいということもあり街中で見られることが多かったのですが、今回はより一層多くの人に気付かれるようになりました。あからさまに「あっ!」ていう顔をされるようになって、ちょっと生きづらい世の中になりましたね(笑)。もちろんありがたいことも沢山あって、仕事においては視聴者の方がお客さんとして来てくださることも増えました。

大内:私のお店に興味を持って来てくださる方が増えました。お客さんとお会いした時に「生で『許可する』って言ってください」みたいな感じでイジられますね(笑)。すごく喜んでいただけますよ。

ーー最終話が配信されるまではネタバレ防止のために、デート等は控えていたのでしょうか?

長谷川:そうですね。旅が終わってからは控えていて、基本的に家にいました。今後はようやく堂々と普通のカップルとして生活できます。行きたい場所も沢山あって、お互いお出掛けするのが好きなので。

ーー制限がなくなった今、お2人で何をしたいですか?

大内:ディズニーに行きたいです!

長谷川:さっきちょうどそんな話をしていました。

■誰をデートに誘うかを決めるのも自分、「演出は全くなかった」

ーー(カップル成立後)最初は東京と愛知の遠距離恋愛だったんですよね?

長谷川:最初はそうでしたね。でも月の半分くらいは一緒に居て、遠距離恋愛なのかってくらい会いに行っていましたね。

ーー番組MCの指原莉乃さんは「過去最高のシリーズだった」と絶賛してましたが…番組のTVCMでは「迷バチェラーか?」といったような表現もありました。長谷川さんは番組に対して何か言いたいことはありませんか?(笑)

長谷川:多少イジり過ぎているなと思っていましたよ。(笑)まぁでも不器用なのは本当ですし、迷っているというのも事実でしたので。

大内:制作サイドの方は自信があったからこそ、ああいうキャッチコピーを付けたのかなと思っています。逆に愛を感じましたね!

ーー「バチェラー・ジャパン」シリーズの人気の理由について考えてみたいのですが、お2人は本編を見てみて、いかがでしたか?

長谷川:まず私としては、恥ずかしかったですね。こんなにニヤニヤしてたのかと(笑)。本当に顔に出やすいんですよ。だからこそ分かりやすかったのかもしれないですね。

大内:編集と映像が凄くて、クオリティが本当に高かったですね。そこが安心して見られる一番の要素でした。

ーー恋愛リアリティ番組は、演出が少ないと聞きました。

大内:演出は全くなかったですね。

長谷川:本当になかったです。こういうデートはどうですか、みたいな提案はありましたけど、嫌だったら嫌って言えますし、誰をデートに誘うかも全部自分で決めましたね。

■『バチェラー・ジャパン』人気の理由は…?「刺激的な日々を思い出させてくれるから」

ーー『バチェラー・ジャパン』はなぜ人気だと思いますか?参加されたおふたりならではの視点もありそうですが。

長谷川:視聴者の中には、結婚されている方も多いんですよね。恋愛していた頃を思い出すために見るっていうのはあるのかなと思います。「キュンキュンしました」みたいな感想も結構頂きます。

大内:スマホも持たず、ゼロから人間関係を始めるという所から始まるので、参加者は感受性が豊かになると思うんですよね。そういう刺激的な部分って、日常生活の中でルーティンをこなしていたら忘れるのではないかなと。些細な感動や小さな心の動きがあっても、見ないようになっていく。この番組ではそういった部分を思い出させてくれるから、人気なのかなと思います。

――スマホは使えないんですか?それは知らなかったです。

大内:夜の間は使える、みたいなこともなくて。誰かと会話したり、メールしたりとかできないように徹底されてましたね。でも、だからこそ目の前の旅と恋愛にのめり込めたのかもしれません。

ーー長谷川さんはYouTubeを始めましたが、婚約者が世に出ていくことは不安になりませんか?

大内:特に不安はないですね。硬派でポリシーを持っているタイプなので、すごく信頼しています。

ーー長谷川さんは何か心境の変化があってYouTubeを始められたのでしょうか?

長谷川:YouTubeは元々やっていたんですよね。自分の会社だけでやっていたので、中々動画も撮影できませんでした。そんな中、自分のジムを設立して1年が経ったんです。そこで何か新しいことにチャレンジしたいなと思って、その1つがYouTubeという感じですね。自分が思っていることを言えますし、SNSのフォロワーの方からこういうのをやってほしいみたいな意見もいただいていて。そういったことにトライすることで、自分の新しい扉が開くんじゃないかなと思いました。

ーー最後に、長谷川さんは恋愛中の世の中の男性に向けて、大内さんは女性に向けて、応援メッセージをお願いします

大内:自分の気持ちに素直になることが大事、またありのままに思ったことをちゃんと伝える力が必要だと思います。そして、相手が不快にならないような伝え方を考えることが大切ですね。怒りの根底にあるのは寂しさや自信の無さである場合もあるので、そういった部分を素直に表現することが重要なのではないでしょうか。

長谷川:モテるためには、自分のありのままの姿を見せることが大事ですね。それで嫌われたら仕方ないかなって。取り繕っても疲れますし、続かないと思います。自分らしい部分を徐々に見せていくことが大切だと思います!

『バチェラー・ジャパン』シーズン5で"真実の愛”を掴んだ長谷川惠一(バチェラー)&大内悠里。/撮影=宮川朋久