母・娘・姑・嫁

孫をとても大事にしていたのに、息子の妻による言いがかりが原因で関係が断絶…。「警察にも相談したが関係はこじれたまま」という女性の相談に、『New York Post』などアメリカのメディアが注目している。


■嫁の主張に衝撃

アメリカで暮らす女性には、自閉症の男の子(9)を育てる既婚の息子がいる。孫は発話が遅く6歳まで話せなかったが、その後に一気に言葉が増えて、今ではよく話す。女性もそんな孫の成長を見守り、隔週で預かって夫と子守に精を出していた。

しかし今から4ヶ月前、女性は息子の妻に意外なことを告げられた。「そちらに預けたとき、お義父さんがうちの息子に性的虐待を加えたんです」というのだ。

夫が孫をひとりで世話したことは一度もない。それでも嫁の話にショックを受けた女性は夫と一緒に警察署に行き、相談に乗ってもらった。


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■夫の潔白を証明

警察は嘘発見器を使いながら夫の話を聞き、「性的虐待は一切加えていない」という主張に嘘はないと判定。念のため徹底的な調査を依頼したが怪しい点はなく、「おそらくお嫁さんのでっち上げでしょう」と判断された。

そもそも孫本人は何も言っておらず、「性的虐待があった」と主張しているのは嫁ただひとりなのだ。


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■意外な提案に戸惑いも

嫁は気に入らない相手とは容赦なく縁を切るタイプで、実家の家族とも12年前から話すらしていない。かなり頑固なタイプなだけに、息子も「以前のように孫と会わせるのは難しい」と考えている。

そこであれこれ検討した息子は、「母さんだけうちの隣に引っ越せば?」「そうすれば毎日だって会えるよ」と言ってくれたが、そうしたところで、嫁はまた嘘をついて孫との交流を禁じようとするだろう。


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■「息子がキーパーソン」と指摘

困っている女性がアメリカの人生相談コラム『Dear Abby』に投稿したところ、回答者は「この問題を解決できる人は息子のみ」「でっちあげなのですから、『孫と両親を会わせる』と言うべきなのです」と強調した。

義家族との関係は複雑で、一度もめると解決が非常に難しい。孫フィーバーが原因で嫁に嫌われる人も多いようだ。それを回避するためにも、普段から適度な距離を保っておく必要があるだろう。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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