マンチェスター・シティは16日、プレミアリーグ第5節でウェストハムと対戦し3-1で勝利した。

リーグ唯一の開幕4連勝と王者の風格を見せつけるシティは、大勝した前節のフルアム戦から先発を2人変更。コバチッチとアケに代えてベルナルド・シウバとグヴァルディオルを先発で起用した。

一方、3連勝と好調のウェストハムは、アントニオやボーウェン、パケタ、ウォード=プラウズら主力を順当に先発で起用した。

ミッドウィークに欧州カップ戦を控える両者の一戦は、シティが7分に決定機。フォーデンの左CKからロドリドンピシャのヘディングシュートで合わせたが、これは相手GKがブロック。さらにこぼれ球から生まれたゴール前の混戦から最後はルベン・ディアスがヘディングシュートでゴールに迫ったが、これもGKアレオラの好セーブに防がれた。

シティは15分にも、ドクのパスをボックス左で受けたグヴァルディオルのクロスからハーランドに決定機が訪れたが、ダイレクトシュートはゴール右に外れた。

その後も攻勢を続けたシティだったが、36分にカウンターから先制を許す。中盤でボールを奪ったツォウファルがボーウェンとのパス交換で右サイドを突破すると、ボックス右手前から絶妙なクロスを供給。これをファーサイドに走り込んだウォード=プラウズがダイビングヘッドで合わせ、ゴールネットを揺らした。

先制を許したシティは42分、ボックス左から侵入したドクが縦への仕掛けから折り返しを供給すると、これをハーランドが右足で合わせたが、ボールはアゲルドがゴールライン手前でカットされた。

迎えた後半、1点を追うシティだったが後半開始早々に追いつく。46分、アルバレスのパスを左サイドで受けたドクがボックス左から侵入すると、カットインから狙いすましたシュートをゴール右隅に流し込んだ。

ドクの移籍後初ゴールで同点としたシティは、52分にもバイタルエリア中央で獲得したFKからアルバレスが直接ゴールを脅かすが、このシュートはは右ポスト直撃した。

逆転を目指すシティだが、61分にセットプレーからピンチ。ウォード=プラウズの右CKをズマがドンピシャのヘディングで合わせると、これがゴール左隅を捉えたが、GKエデルソンが横っ飛びでファインセーブ

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。それでもシティは76分、右クロスのこぼれ球から二次攻撃を仕掛けると、ボックス手前のアルバレスが供給したループパスからゴール前に抜け出したベルナルド・シウバが左足でゴールネットを揺らした。

さらにシティは86分にも、右サイドから斜めのドリブルでバイタルエリアまで持ち上がったベルナルド・シウバのラストパスをボックス内で受けたハーランドが冷静にシュートを流し込み、試合を決定づける3点目を奪取。

結局、試合はそのまま3-1でシティが逆転勝利。開幕5連勝を飾ったシティが、チャンピオンズリーグ初戦のツルヴェナ・ズヴェズダ戦に向けて最高の流れをキープしている。

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