駅員経験のあるザバック(@theback_blog)さんは、X(旧Twitter)やブログにて駅員を主人公にした漫画などを中心に公開している話題の漫画家。ユニークな動物のキャラクターが多く登場し、駅員の日常が垣間見えるような作品ばかりだ。今回は、ブログに投稿された「100日後にやめる契約駅員さん」の中から、マジックハンドが登場する漫画を紹介。著者のザバックさんに駅員の仕事でうれしかったことについても伺った。

【漫画】本編を読む

ある日、仕事でマジックハンドを使い線路内作業をすることに。ペン助が「すいませんマジックハンドって何ですか?」と先輩に聞くと、先輩は「線路内の物を拾い上げるのに使います」と言いながら実物を見せてくれた。

他の鉄道会社では「拾い棒」と言っていたので、呼び方が違うことに少々驚いた様子のペン助。そう言えば、泊まり勤務のことを「隔」「泊」「徹」と言い、ゲロ掃除は「オガクズ」「ノンゲーロ」と呼ぶ。

普段からSNSで何気なく使っている用語だが、このようなことで特定されそうだと思うペン助。コンプラに厳しいため、注意しようと改めて感じたのであった。

SNSやブログでさまざまな駅員漫画を投稿しているザバックさん。今回は、ザバックさんに駅員の仕事でうれしかったことについてインタビューした。

――駅員の仕事をしていて、うれしかった出来事はありますか?

漫画にも描きましたが、僕が絵を描いて「こどもキップ」を子供たちに配って喜んでもらえたことですね。僕の絵で喜んでもらえたのは人生で初めてでした。駅員の仕事とは関係なくて申し訳ありません(笑)。

取材協力:ザバック(@theback_blog)

"マジックハンド"の正体かわからない新人駅員… 01/画像提供:ザバックさん