本田望結・明石家さんま

最近、子役出身の本田望結の活躍が活発化してきている。どのような活躍だろうか。


■ナミ役でスタイルに注目も

望結は、現在は『ワンピース・オン・アイス』でナミ役を務めるなど話題。YouTubeでも1人だけ238万再生と、格段にナミ役・望結の紹介動画が再生されており、また望結のスタイルのよさにも注目が集まっている。望結のX(旧・ツイッター)にも、セクハラ的なリプライがたくさん来てしまう話題性も。


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■さんまとのトークをアシスト

望結は今年大学に進学し、現在、バラエティ番組での活躍が目立つ。『さんまのまんま初夏SP』(フジテレビ系)出演時も望結は、トークスキルを持っていない本田真凜・紗来をカバーすべく真凜・紗来の3姉妹トークで中心的な役割を果たした。

特に明石家さんまが姉の真凜に対し、恋人である宇野昌磨の話題を振ってみたところ、上手くアシストしたのが望結だ。宇野から告白したことや「昌磨くん」「まぼ」と呼び合っているという話題を引き出すアシストをしながらも、望結は自然な顔芸と立ち上がって叫ぶ大リアクションで盛り上げたのだった。


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■さんまを制する冷静さ

また一方で、さんまが真凜に聞く質問に「初めてのキスは?でええのか?」と望結に聞いたときは、望結は「それは違う」と、さんまも即座に「ごめんなさい」と言ってしまう冷静さで真凜を守っていたのだ。

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■さんまとの名コンビ

また望結は、妹の紗来が、真凜に「イケメンにいい人はいない」と教わったと言えば、「だから(真凜は)さんまさんのこと好きなのか」と軽くボケ、さんまに「何がや!」と即座にツッコまれる。さんまも喜ぶに違いないベタかつ大胆なボケで、完璧なコンビネーションを望結は見せていた。

さんまを上手くアシストしながらも、同時にさんまを弄ったり、また制したりもできる望結は、常にさんまの横に置いておけば互いにうまくいくという程に相性がよい。望結は、長い芸歴と類まれなセンスで培った高いスキルを持ち合わせているのだ。


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■勝負事への望結の胆力

何より望結が凄かったのは、生放送の『ぽかぽか』(フジテレビ系)出演時での「芸能界の手積み王は誰だ!? 麻雀牌手積みランキング!」の企画。

川嶋あいの23個の記録に対し、望結はいきなり24個で挑み、見事成功した。続けて紗来が失敗する中、望結は25個の手積みに挑戦し、また見事に成功させる。通常は少しずつ麻雀牌の数を増やしていくところを、いきなり大きな数で成功させる望結の胆力は凄い。


■勝負前に間違いを冷静に正す

しかし、本当に望結が凄かったのはそこだけではなかった。なんと望結は、24個での手積み挑戦時に、スタッフが並べた牌を数えだし、25個あったことを指摘したのだ。

今から麻雀牌を手積みするという状況ではそれどころではなかったり、それでなくともトークもせねばならず、牌を数える余裕も時間もなかったはずだった。

しかし、望結はちょっとした時間で牌の数が違うことに気づき、また冷静に数え始め、間違いを指摘したのだ。これはアスリートゆえの冷静さなのだろうか。

■冷静な洞察力と感受性の天才的両立

さんまとのトークでも真凜の恋愛トークに興奮しながらも、冷静にトークのコントロールもできていたことが窺える。

冷静さと素直なリアクションを兼ね備える望結の能力は、バラエティ番組での最強の能力を持っていると言えるだろう。

冷静な洞察力と感受性の両立は、政治家や経営者になる才能にすら結びつく。同い年の子役のライバル・芦田愛菜はまさしく芸能と知力を兼ね備えた天才的タレント性だが、望結もまた天才的な能力を培ってきたと言えるだろう。子役タレントの未来に注目できる。

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(文/メディア評論家・宮室 信洋

本田望結の天才的タレント性の理由 明石家さんまとも組める冷静さと素直さ