中国紙・環球時報の微信(ウィーチャット)公式アカウントによると、米海軍の報道官は14日、7月にネット上に流出した、米中両海軍の「戦力構成」を対比したブリーフィングスライド「PLAN vs. USN Naval Force Laydown」について、本物であると語った。

スライドでは、造船所の生産能力について、中国は2320万トンを超えるのに対し、米国は10万トンに満たず、中国は米国の232倍以上などと対比されていた。

米国防省によると、中国海軍は2030年までに440隻体制に増強される見通しで、米国の296隻を大きく上回る。

環球時報の記事は、「米海軍の報道官は米メディアに対し、このスライドについて、流出した内部情報文書であることを認めるとともに、そこに記されたデータの信ぴょう性も認め、米国民の間で懸念を引き起こしている」と報じた。(翻訳・編集/柳川)

中国紙・環球時報によると、米海軍の報道官は14日、7月にネット上に流出した、米中両海軍の「戦力構成」を対比したブリーフィングスライドについて、本物であると語った。写真は中国国産空母「山東」。