世界の若手起業家によるネットワーク「EO(Entrepreneurs' Organization、起業家機構)」に所属する一般社団法人EO ALL KANSAI(所在地:大阪府大阪市)は9月16日・17日に、桃山学院大学ビジネスデザイン学部の「BD博」にて、同学部と実施した産学連携プロジェクトにおいて学生のアイデアから生まれた、こんにゃくを活用した低カロリーなフローズンシェイク「ふるにゃくシャイク」の試験販売を実施、204個が完売いたしました。

こんにゃくは古くから日本の食文化に根付いてきた伝統食材ですが、日本人の食生活の変化により、こんにゃくの消費量はピーク時の平成3年から令和元年にかけて42%程度まで落ち込んでおります。

固定観念に捉われないZ世代柔軟な発想を生かして、元気のないこんにゃく業界を活性化することを目標に取り組みがスタート。学生20名を6チームに編成し、チーム単位で柔軟で新しいビジネスアイデアを考えていただきました。3月29日に行われた発表会で最優秀賞に輝いた「ふるにゃくシャイク」の製品化に向けて、4月より中尾食品工業と4名の学生たちが毎週にわたりオンラインミーティングを実施。レシピ開発から始まり、風味や食感を改良するため幾度とない試作・試食を重ね、今回の試験販売を実施する運びとなりました。

「ふるにゃくシャイク」は、板こんにゃくシロップ、炭酸、氷などをミキサーで攪拌しシャーベット状に凍らせた、まったく新しい低カロリーなフローズンドリンク。清涼感・爽快感のあるラムネ味で、熱中症対策としてはもちろん、ちょっとした勉強の合間に飲んで脳を活性化させることも期待できます。こんにゃくに多く含まれる食物繊維の働きで腸内環境を整えながら、低カロリーであるため罪悪感なく空腹感をしっかりと満たすことができるのも特徴です。

9月16日・17日に桃山学院大学ビジネスデザイン学部のキャンパスで開催された「BD博」で「ふるにゃくシャイク」のブースを出店。学生たちがご来場者に実際に接客しながら販売を行いました。年齢・性別を問わずたくさんの方にお買い上げいただき、学生たちと前日に準備していた204個が見事完売いたしました。今後も学生たちとともに中尾食品本社で定期開催する販売イベントなどで試験販売を行い、改良を重ねながら正式発売を目指してまいります。

固定観念に縛られないZ世代の学生たちの柔軟な発想を生かしながら、実際のビジネスを通じて学びの機会をつくる桃山学院大学ビジネスデザイン学部とのプロジェクトは、今後もEO Osakaメンバーの会社様とともに引きつづき行っていきます。

年商1億円を超える起業家のみで結成されたEOには、さまざまな経験やバックボーンを持つ起業家やアトツギ経営者たちが所属しています。私たち EO Osakaではこれからも、それらの経験や知見を社会に還元し、世の中に貢献するさまざまな取り組みを行ってまいります。

  • EO Osakaが考える社会貢献について

EO Osakaは、世界組織であるEOの日本における2つ目のチャプター(支部)として、2010年7月に大阪で発足しました。関西に本拠を構える先進的なベンチャーマインドを持つ起業家110名が在籍しています(2023年6月15日現在)。
日本では新興企業数と成長に必要な資金の調達額がともに世界全体の1%程度にとどまっており、スタートアップ後進国と言われています。2022年11月に政府は第二の創業期を作り、日本の経済成長を促進することを目的として「スタートアップ育成5カ年計画」を発表、今後の起業家の育成に力を入れていく方針を打ち出しました。
年商1億円を超える起業家のみで結成されたEO Osakaの起業家たちは様々な経験やバックボーンを持っており、その経験を世の中に発信したり若者に伝えることによって、起業を身近に感じてもらったり、起業を一つの選択肢としてもらうことを目標としています。

<参考URL>
EO Osaka
https://www.eoosaka.org/
桃山学院大学ビジネスデザイン学部
https://www.andrew.ac.jp/businessdesign/
中尾食品工業株式会社
https://nakaoshokuhin.co.jp/

配信元企業:一般社団法人 EO ALL KANSAI

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ