「世界一ひとにやさしい現場を創る」をミッションに、建設現場の省力化・省人化を実現するロボットソリューションを提供する建ロボテック株式会社(本社:香川県三木町 代表取締役社長兼CEO眞部達也、以下、建ロボテック)は、鉄筋結束トモロボの稼働中に発生する電動工具のワイヤー交換回数を少なくし、人介在率を圧倒的に下げることを実現した「大容量ワイヤー供給システム」を開発いたしました。既に複数の建設会社での実証実験を終了しましたので、この度、広く建設現場での実践的テスト提供を開始することをお知らせいたします。

 建ロボテックは、市販の手持ち電動工具をセットするだけで、鉄筋工事における単純作業である結束作業を自動化できる協働型ロボット「鉄筋結束トモロボ」の開発及び提供を行っております。

 直近では鉄筋結束トモロボの全自動稼働に成功し、提供を続けてまいりましたが結束電動工具のワイヤーカートリッジの交換は人の作業が発生し、トモロボの稼働中は一定のタイミングで人の介在が必要になるという問題を抱えていました。

 そこでこの度、人の介在を要するワイヤーカートリッジの交換を最小限にするため、従来のカートリッジ容量の約7倍をセットできる「大容量ワイヤー供給システム」を開発いたしましたので、マックス株式会社の協力を得て様々な建設現場でのテスト提供を開始いたします。

■「大容量ワイヤー供給システム」の有用性

 本システムはこれまでの現場実験から、ロボット運用に対する人介在率が10%未満になることが確認できております(添付グラフ参照)。

 これにより鉄筋結束トモロボを全自動稼働で8時間の結束作業を行う場合、たった4回のワイヤー交換だけで土間スラブ等の鉄筋結束作業から貴重な高度人材を解放し、配筋作業等のより付加価値の高い作業に切り替えることで、大きな生産性向上と省力化を実現できると考えております。

 現在テスト用機体を複数セット用意しており、2024年春頃には全てのトモロボへの搭載に向けて計画を進めております。

■実践的テスト提供を開始

 大容量ワイヤー供給システムは、建設現場の省力化において大きく寄与できるという確認が取れていることから、有償での実践的テスト提供を開始します。

 本システムを試してみたい企業様を広く募集しておりますので、ご希望の企業様は以下の問合せ先までご連絡をお願いいたします。

問合せ先:https://kenrobo-tech.com/inquiry/

■9/21(木)「新!自動操縦型運搬トモロボDOG」オンラインセミナーを開催します

 先日発表した「運搬トモロボDOG」や株式会社Doog社との事業提携の話をメインとしたセミナーになりますが、鉄筋結束トモロボ及び「大容量ワイヤー供給システム」の実証実験結果についてもご紹介いたします。お申込みのほどよろしくお願いいたします。

「新!自動操縦型運搬トモロボDOG」オンラインセミナー

日時:2023年9月21日(木)13時30分~16時 

会場:オンライン(Zoom使用)

定員:先着30名(無料)

申込先:https://onl.tw/xrCTfgm

アジェンダ:

・「Doog社の事業戦略と建ロボテックと業務提携の意義」(Doog 大島章)

・「建築業界における建ロボテック流運搬業務ソリューションについて」(建ロボテック 眞部達也)

・両代表によるクロスセッション

・商品についてのご案内(建ロボテック 営業部)

■建ロボテック株式会社について

「世界一ひとにやさしい現場を創る」

建設現場出身の創業者が2013年に設立した、特化型研究開発企業です。

長年の建設現場研究より得た、知識・ノウハウを最大限活用することで、現場環境にフィットし、確実にワークする省力化・省人化ソリューションを提供します。

人とともに働く協働型ロボット「トモロボシリーズ」や様々な企業への開発協力など、「生産性向上」と作業者の「安全確保と負担軽減」を実装力あるソリューションを通じて、建設産業の健全な進化・発展に貢献いたします。

・「トモロボ」シリーズとは

「トモロボ」は建ロボテックが目指す「世界一ひとにやさしい現場」を実現するための建設現場専用COBOTブランドです。職人と共に働き、単純大量作業を担うことによって省力化と生産性向上を実現します。

会 社 名 : 建ロボテック株式会社   https://kenrobo-tech.com/

所 在 地 : 香川県木田郡三木町大字上高岡246-2

設 立 日 : 2013年7月3日

代 表 者 : 代表取締役社長兼CEO 眞 部 達 也

事業内容 : ・建設現場に特化した省力・省人化ロボットソリューションの開発・提供

  ・スマート施工コンサルティング、RXコンサルティング

  ・労働環境改善資材の開発・販売

  ・受託開発(新規開発・改造開発)、開発コンサルティング

配信元企業:建ロボテック株式会社

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