TVアニメ「SYNDUALITY Noir」(毎週月曜深夜0:00-0:30ほか、テレビ東京系ほか/ディズニープラスで独占配信)の第11話「Storm of A.I.」が9月18日に放送・配信。危機に瀕したカナタ(CV:大塚剛央)らドリフターたちが力を結集して巨大な敵に挑む王道の展開に、コアなロボットアニメファンが大興奮した。(以下、ネタバレがあります)

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■「SYNDUALITY Noir」とは

同作は、バンダイナムコエンターテインメントバンダイナムコフィルムワークスBANDAI SPIRITSによる新規大型SFプロジェクト「SYNDUALITY」のアニメで、近未来を舞台にしたSFもの。浴びれば死に至る猛毒「ブルーシスト」の雨が降り注いだ大災禍「新月の涙」によって一度は地下へと逃れた人類だったが、100年以上の時を経て、再び地上での生活を取り戻しつつある。人類の敵「エンダーズ」の脅威がいまだ残る地上で、人々は「ネスト」と呼ばれる集落を形成し、人類双対思考型AI搭載ヒューマノイド「メイガス」と共に日々を送っていた。

西暦2242年。荒廃した地上でエネルギー資源を採掘する冒険者「ドリフター」になることを夢見る青年・カナタはある日、すご腕のドリフター・トキオ(CV:小林裕介)と共に廃虚となったミュージアムを捜索中、記憶を失ったメイガス・ノワールを発見する。ノワールは日常生活に必要なスキルが欠如しているポンコツメイガスだったが、エンダーズとの戦闘では抜群の能力を発揮。カナタはノワールをパートナーとして迎え、ドリフターとしての道を歩み始める、というストーリー。

■ドリフターたちが力を結集

第11話では、迫り来る軍隊型エンダーズ「シルバーストーム」を撃破するため、マイケル(CV:阪口大助)の下、ドリフターたちが力を結集する。「シルバーストーム」のツインタワーのいずれか、もしくは双方にあると思われる“統合コア”の破壊を目指し、周囲の寄生型エンダーズを突破してツインタワーに突入するという作戦を実行することに。一方、カナタは戦線離脱してしまったトキオの無念を胸に、コフィンの修理とバージョンアップに勤しむ。

「シルバーストーム」と激突し、善戦するドリフターたちだったが、次第に体力が削られていく。エリー(CV:稲垣好)も前線で奮闘する中、わずかなミスからピンチに陥る。もはやここまでかと諦めかけた瞬間、カナタが駆け付け敵を一蹴。その後、バージョンアップした機体で敵をなぎ倒すカナタは、クラウディア(CV:柚木涼香)の援護を受けてマイケルからツインタワーの一方の“統合コア”の破壊を依頼される。仲間の犠牲によりやっとの思いで“統合コア”の前にたどり着いたカナタだったが、敵に囲まれ動けなくなる。そこに病床から駆け付けたトキオが登場。2人で力を合わせて“統合コア”の破壊に成功する。

他方の“統合コア”もマイケルが破壊し、全員が危機を免れたと安心したのも束の間、3つ目の“統合コア”が現れ、ドリフターたちはがくぜんとなる。

総力戦を描いたロボットアクションやクライマックスに突入したストーリー、主人公のヒーロー的な戦線復帰など、王道の展開にコアなロボットファンは大興奮。SNS上では「ロボットアニメはこうでなきゃ」「ノリと最高のアクションを堪能できた」「胸熱な展開」「最終話に期待したい」「エリーのピンチに駆けつける登場シーンもよかった」などと、興奮の声がコメントが躍った。

◆文=原田健

「SYNDUALITY Noir」第11話が9月18日に放送・配信された/(C)SYNDUALITY Noir Committee