9月15~17日の全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、2022年にフジテレビ月9で連続ドラマ化された作品の劇場版『ミステリと言う勿れ』が、初週金土日60万9600人、興収8億5000万円をあげ、初登場場1位に輝いた。9月18日の祝日を入れた4日間では、動員85万4000人、興収11億6900万円を記録。初日舞台あいさつで配給の東宝は50億円を超えるヒットが期待できるとコメントしていたが、絶好のスタートを切ったと言えるだろう。

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 2位は、女児向けアニメ「プリキュア」シリーズ20周年を記念し、これまでの全プリキュアが登場する『映画プリキュアオールスターズF』が、初週金土日動員35万7000人、興収4億3700万円をあげ初登場。初日から4日間の成績では、動員48万8000人、興収5億9100万円となっている。

 3位は公開3週目の『ホーンテッドマンション』。累計では動員100万人、興収14億円6500萬円を突破している。4位は世界的人気を誇る日本発のドライビングシミュレーションゲームから生まれた実話を映画化した『グランツーリスモ』が初登場。5位は先週初登場首位を飾った『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』が4ランクダウンした。

 6位は、アガサ・クリスティ原作、ケネス・ブラナー監督・製作・主演によるミステリーシリーズ第3弾『名探偵ポアロベネチアの亡霊』が初登場、7位は山田洋次監督最新作『こんにちは、母さん』が4ランクダウン。8位には、岡田麿里の監督第2作『アリスとテレスのまぼろし工場』が初登場。

 その他、公開10週目を迎えた宮崎駿監督作品『君たちはどう生きるか』は9位に。累計で動員546万人、興収81億6000万円を突破した。公開8週目の10位『キングダム 運命の炎』は累計興収370万人、興収52億9800万円となっている。

第1位:『ミステリと言う勿れ』
第2位:『映画プリキュアオールスターズF
第3位:『ホーンテッドマンション
第4位:『グランツーリスモ
第5位:『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』
第6位:『名探偵ポアロベネチアの亡霊』
第7位:『こんにちは、母さん
第8位:『アリスとテレスのまぼろし工場
第9位:『君たちはどう生きるか
第10位:『キングダム 運命の炎』

9月15~17日全国映画動員ランキング1位:『ミステリと言う勿れ』 (C)田村由美/小学館 (C)2023 フジテレビジョン 小学館 TopCoat 東宝 FNS27社