ダイキン工業株式会社は、花粉を捕集するスピードを2倍※2にするなど、空気清浄能力を大幅に向上させるとともに、インテリアに調和するデザインの『加湿ストリーマ空気清浄機(MCK904A)』を
2023年11月8日より発売します。
近年、空気清浄機は、感染症対策のひとつとして注目されています。当社が実施したアンケートによると、空気清浄機購入時に「ホコリや花粉を除去する速さ」「運転音の静かさ」「デザイン・色」を重視していることもわかりました。
こうしたニーズに応えるため、当社は業界で初めて、より薄型で強力な空気清浄機用の「フラットDCモーター」を独自開発しました。従来のモーターと比べて出力が1.2倍※3に強化し、空気中の微細な粒子をより迅速に除去することを可能にし、特に花粉を捕集するスピードは2倍に向上しました。また、モーターの厚さを従来より約25%薄くしたことで、空気清浄機内部の部品配置の刷新も可能になりました。これにより、ファンの直径を従来機より約30%※3大型化でき、吸込面積も約30%※3広がりました。その結果、大風量による空気清浄能力の向上と、人が感じる運転音(SONE値)の抑制、A3用紙よりも小さなサイズの設置面積※3を同時に実現しました。
また、室内の空気中に浮遊する花粉やハウスダストPM2.5などの粒子の大きさを高感度センサーで判別し、大きさに合わせて気流を自動的に制御する風向自動を併用した「おまかせ運転」や、用途に合わせて選べる「パワフル花粉」「浮遊飛沫」モードも新たに搭載しています。
さらに本商品は、当社独自の空気清浄技術「ストリーマ」も搭載し、1年中飛散する全国16種類の花粉を無力化※4します。花粉対策への優れた性能により、第三者機関である花粉問題対策事業者協議会(JAPOC)から、花粉対策製品としての認証※5も受けています。これらの特長で、よりスピーディに心地よい空間を提供し、多くのお客様が使いやすく、日々の生活空間に調和する商品を目指しました。
当社は、これからも花粉やハウスダスト、浮遊飛沫など、多様化する空気の悩みに応えることで、快適で安心できる環境づくりに貢献します。


【価格・発売時期】



【特長詳細】


1.業界初「フラットDCモーター」採用で大風量かつ省スペース化を実現


本商品は、ダイキンが空調機で磨き上げてきた磁石の成型技術を応用して開発した「フラットDCモーター」を業界で初めて空気清浄機に搭載し、大風量かつ省スペース化を実現しています。従来のモーターと比べて出力は1.2倍、厚さは約25%減、モーター回転時の振動を抑えています。モーターの薄型化の結果、部品の配置を刷新することで、ファンの直径を従来機と比較し、約30%大型化できたと同時に、吸込面積も約30%広がりました。また設置面積はA3用紙よりも小さいサイズを実現しています。


■新型機の構図とモーターの厚み比較



2.空気の状態に合わせた「おまかせ運転」と用途に合わせて選べる専用モード


オートルーバーを搭載した新ツインフラップとタワー形状により、お好みに応じた「おまかせ運転」専用モードで多彩な気流制御が可能です。


・空気の状態に合わせた「おまかせ運転」


お部屋の温度と湿度の状態だけでなく、「花粉・ハウスダスト気流」「PM2.5・浮遊飛沫気流」「ニオイ・けむり気流」や「加湿循環気流」など、空気の汚れ具合や湿度に合わせて、自動で気流を切り換え、効率良くお部屋の微細な粒子を捕集します。


・用途に合わせて選べる2つの「専用モード」


「パワフル花粉モード」


床上30㎝の花粉清浄スピードは、従来機比2倍になり、吹出速度を上げた前吹きの気流で花粉やホコリが床に落ちる前に効率よく捕集します


「浮遊飛沫モード」


インフラップを上下に連続的に動かすスイングと前吹きを組み合わせることで、室内上部に滞留する微粒子を狙って循環気流で捕集します。


3.インテリアとの調和を目指した上質な木目調デザイン


本体は何層ものインクを重ねる製法により、奥行きのある木目調を表現しました。質感はツヤとマットを混在させ、陰影をつけ立体感を出すことで自然な風合いにしています。前面パネルのカラーは様々なお部屋やインテリアになじむよう落ち着いた重厚なダーク系の木目柄と空間が明るくなるホワイト系の木目柄から選べます。



【その他の特長】


・業界最大の加湿量を実現


当社独自の加湿構造により、業界最大※7となる加湿量1,050mL/hを実現しています。


・使いやすさに配慮した「給水タンク」


タンクを外して持ち運ぶことなくその場でも水を補給できる「上から給水」を採用し、給水タンクは高さ19㎝で、低いシンクにも引っかかりにくい設計にしています。また、脱着しやすいやわらかいカバー素材を採用し、使いやすさにも配慮しています。


・アプリ(Daikin Smart APP)使用で、エアコン連動運転が操作可能


アプリ内(Daikin Smart APP)でエアコンと空気清浄機の連動を設定した後、エアコン暖房を開始すると、空気清浄機が連動運転し、サーキュレーター効果で、足元付近の冷たい空気を撹拌するなど、ワイドリビングの暖房時の上下温度ムラを軽減します。設定温度到達時に室内の上下の温度ムラが、エアコン連動ありの場合は、約3.5℃改善※8します。



〔お問い合わせ〕
ダイキン工業株式会社 コーポレートコミュニケーション室
大阪(06)6147-9923/東京(03)3520-3100
prg@daikin.co.jp