株式会社オカモトヤ(東京都港区、代表取締役社長:鈴木美樹子)は、株式会社Nebraska(東京都東京都千代田区、代表取締役(共同代表) 藤本豊 横山卓哉)と共に、2023年10月2日19時より文具専門店初の無人化営業を実施する事になりました。文具店での有人・無人のハイブリッド営業にチャレンジします。

  • 創業111年を迎える文具店が店舗DXに取り組む背景と目的

2023年で創業111周年を迎えた株式会社オカモトヤは1912年に虎ノ門の地で誕生しました。

誕生当初より、万年筆を販売し1世紀たった現在も同じ場所で同じ商品を販売しています。

1世紀の流通の変化・購買の変化により、専門店としての文具店は最盛期の3万店から平成26年商業統計速報(卸・小売業)によれば「紙・文具小売業」の事業所数(2014年7月1日時点)は、7269店で前回平成19年調査の1万1806店に比較して38.4%減。7年間で4537店、1日平均2店(1.78店)が消滅したことになります。

しかしながら、店舗減少を経たからこそ専門店のニーズはあると考えます。

ビジネス街にあり、今までも10時オープン・18時閉店・土日祝は休業と小売業では珍しい形態をとって運営をしてきました。

デジタル化が進み、仕事をする時間・場所も加速した現在、店舗の運営形態も新しくなる事で、お客様のご要望にも応える事が出来るのではないかと考えました。

店舗DXにより売上増加・オペレーション合理化を図るため、株式会社Nebraskaが開発した店舗向けDXソリューション「MUJINストア」を活用し、有人・無人をハイブリッドに組み合わせた24時間営業モデルの実証実験を行います。従来は営業時間外だった夜間・早朝の無人営業を可能とすることで、顧客の利便性を高めて売上拡大を図ります。

また、無人化営業に伴うリスク対応とし、株式会社VAAK(バーク)の映像解析AI技術(映像から人物の動き、物体、他の人物や物体との関係など、100以上のポイ ントを抽出し、分析する手法 ※特許保有技術)にとネットワークカメラを連携させる事により、防犯対策も実証実験していきます。

  • 導入後の展開

今後は実験結果を検証しながら、文具業界における店舗DXで各地の文具店への導入をサポートを実施し文具店の新しい形態を模索していく事で、業界並びに地域での新しいビジネスモデルを模索していきます。
また、この仕組みを利用することで創造できる新たなビジネスモデルの展開も検討してまいります。

  • 【むじんぶんぐ】の利用方法

1. 利用登録:1タッチで登録可能、オカモトヤのLINE公式アカウントを友だち追加
2. 入店:無人営業中は店舗入口の電子ロックが施錠状態。スマートフォンで店舗ドア横のQRコードを読み込むと  認証・解錠され、入店できます(有人営業中は認証不要)
3. 会計:完全セルフ&キャッシュレスで会計
4. 退店:退出時は解錠操作は不要、退店後は自動ロックされます

  • 実証実験の対象店舗

店名:オカモトヤ虎ノ門店
住所:東京都港区虎ノ門1-1-24
アクセス:銀座線 虎ノ門駅A8出口 徒歩30秒
実験期間:2023年10月2日12月31日
営業時間:【有人営業】10:00~18:00、【無人営業】19:00~翌朝9:00
備考:有人無人の切り替えとして前後1時間はクローズします。

  • 会社概要

企業名:株式会社オカモトヤ
代表者:代表取締役 鈴木美樹子
本社所在地:東京都港区虎ノ門1-1-24
設立:1912年6月2日
事業内容:オフィス構築業務・ICT構築・保守サービス業務、文具事務用品販売・印刷事業
コーポレートサイト:https://www.okamotoya.com/

配信元企業:株式会社 オカモトヤ

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