世間をさわがせた“おでんツンツン男”こと豊嶋悠輔が登壇した、過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが、自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティー「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(毎月第1～3金曜夜9:00-9:30、第4金曜テレビ朝日地上波放送終了後～／ABEMA SPECIALチャンネル)の9月15日の配信回では、“迷惑動画で周囲に大迷惑をかけちゃった先生”として、迷惑動画に手を染めてしまったきっかけやSNSで大炎上するとどんな恐怖が待ち受けているのかなど、自身のしくじりを題材に“1本の迷惑動画が引き起こす想像を絶する悲劇”を授業した。

【写真】“1本の迷惑動画が引き起こす想像を絶する悲劇”を授業した豊嶋悠輔

■“おでんツンツン騒動”が起こる1年前

授業ではまず、迷惑動画投稿を始めるようになった経緯についてふり返る。“おでんツンツン騒動”が起こる1年前、当時から地元の愛知県でスケートボードショップを経営していた豊嶋先生は、新店舗オープンに向け、“スケートボードのすご技や失敗シーン”“子どもたちの練習風景”などの動画を宣伝としてSNSに投稿するようになる。

そんなある日、ネタがなく、何気なく投稿した変顔動画が近所の小学生に大ウケし、味をしめた先生は、調子に乗って“タバコを投げて口でキャッチ”“熱湯に指を突っこむ”などのおバカ動画を投稿するようになったとふり返った。「今、思えば、この動画投稿が、迷惑動画投稿に変化していく最初の入り口だった」とし、「とにかく周囲の人にウケるのならと、おバカ動画をメインに投稿するようになった」とふり返った。

その後、投稿がエスカレートし、“入院中の友人の病室に突撃して卵を投げる”という迷惑動画を投稿したところ、周囲から大反響を得られたことで、さらに迷惑動画を投稿するようになった先生のSNSのフォロワーが5万人に増え、「気がつけば、(動画投稿を始めて)2年足らずで大迷惑動画男になっていた」と語った。

そして、授業は豊嶋先生最大のしくじりである“おでんツンツン騒動”の真相へとコマを進める。動画撮影から投稿にいたるまでの背景や、動画が大炎上してしまったときの心境、逮捕される瞬間の記憶などを告白する。不起訴処分になるも、豊嶋先生の人生が一変してしまった“おでんツンツン騒動”の知られざる裏側を語る。

■授業の後半では

また授業の後半では、不起訴処分となったその後、豊嶋先生を待ち受けていた苦悩についての授業で、「母親にとても申し訳ない気持ちになった」と語り始めた先生は、当時、地元の中学の校長先生をしていた母親について触れ、「学校にもマスコミが押しかけて、大変な迷惑をかけてしまった」と後悔する。

さらに、生徒の親たちから「自分の子どもの管理もできないのに、生徒を管理できるんですか！」という意見も寄せられたと明かし、悲痛の表情を浮かべた。

その後、きびしい立場に追いこまれたものの、母親はなんとか定年まで校長を務めたと語った豊嶋先生だったが、そこで「迷惑動画で炎上した後に待つリアルな苦難は、ここから幕を開けます」と続ける。

“おでんツンツン男”というニックネームが世間に浸透したことで一変してしまった生活環境、住む場所も家庭も失い、どん底状態だった先生のもとに救世主が現れる。

そして授業の最後には、豊嶋先生が自身のしくじりから学んだ「今、動画投稿に必死になっている全国の若者に伝えたい教訓」を発表する。先生が声をふるわせながら、人生の教訓について語る。

“おでんツンツン男”豊嶋悠輔が登壇した「しくじり先生 俺みたいになるな!!」/(C)AbemaTV,Inc.