チャンピオンズリーグ(CL)グループA開幕節、バイエルンvsマンチェスター・ユナイテッドが20日に行われ、4-3でバイエルンが勝利した。
昨季ベスト8でマンチェスター・シティに敗れたバイエルンは、ブンデスリーガで3勝1分けと好スタートを切った中、最前線にケイン、2列目に右からサネ、ムシアラ、ニャブリと並べる[4-2-3-1]で臨んだ。
一方、1シーズンのブランクを経てCLに戻ってきたユナイテッドは、プレミアリーグで2勝3敗スタートとやや躓いた中、ホイルンドを最前線に、2列目に右からペリストリ、ブルーノ・フェルナンデス、ラッシュフォードと並べるこちらも[4-2-3-1]で臨んだ。
開始4分、ユナイテッドはエリクセンが決定的なシュートを放った中、序盤の主導権争いを経てバイエルンが徐々にポゼッションを上げていった。
すると28分、ケインとのパス交換からボックス手前右のサネがシュート。GKオナナは守備範囲だったが、弾ききれずゴールに吸い込まれた。
さらに32分、ムシアラがボックス左深くまで切り込んだ流れらか最後はニャブリが決めてバイエルンが一気にリードを広げる。
2点を追う展開で迎えた後半、ユナイテッドが開始4分に1点を返す。ラッシュフォードのパスを受けたボックス内のホイルンドがシュートをねじ込んだ。
ホイルンドに移籍後初ゴールが生まれて追い上げムードかと思われたが、51分にバイエルンがPKを獲得。VARの末、エリクセンにボックス内でほハンドがあったと判定された。このPKをケインが決め、再びリードを2点に広げた。
試合をコントロールするバイエルンはケイン、サネがGKオナナを強襲するシュートを放って牽制。
終盤、マルシャルとガルナチョを投入したユナイテッドが反撃を見せると、88分にカゼミロが1点差に詰め寄るゴールを奪った。
結局、追加タイムにテル、カゼミロがこの試合2点目を決めた中、4-3でバイエルンが逃げ切り勝利。グループ最大のライバルであるユナイテッドを退け、白星スタートとしている。
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