なでしこジャパンのGK平尾知佳(アルビレックス新潟レディース)が、アルゼンチン女子代表戦に向けて意気込みを語った。

オーストラリアニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)でベスト8の成績を残したなでしこジャパン。W杯後初の試合は、日本での凱旋試合となる。

同様にW杯に出場していたアルゼンチンとの対戦となる中、平尾が試合に向けてメディア取材に応対した。

なでしこジャパンに招集されていながら、あまり出番がない平尾。正守護神のGK山下杏也加(INAC神戸レオネッサ)がトレーニングで別メニューとなっており、起用される可能性が高い。

久々の出場となれば気になるのは守備陣の連携だが、「試合は出ていないですけど、W杯でやってきたメンバーなので、連係という部分は信頼していますし、信頼もしてくれていると思うので、そこは心配していません」とコメント。十分にチームメイトと繋がれていると語った。

新たなシステムでの戦いとなる可能性が高いが、「ビルドアップのところでGKが関わったり、動かすところでは話し合いました」と対応しているとコメント。「守備では誰が行くかというところもハッキリさせることができたので楽しみです」と語り、試合に向けて意気込みを語った。

またビルドアップについては「後ろから見ていて、結構ロングボールだと前で取られてしまう部分がありますが、背後からどう繋げていくかが大事です」と語り、しっかりと攻撃面でも役割を果たせるか注目だ。

なでしこジャパンは23日(土)の12時から、北九州スタジアムでアルゼンチンと対戦する。